東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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思えば、今までホームステイなんて経験は、ほとんどしたことがなかったと思う。

カウチサーフィンも避けていた。



それはやっぱり、
私なりの安全対策だったと思うし、
変に気を遣うくらいなら、一人で自由に行動できる環境に身を置きたかったのかもしれない。


でも、結局、逃げていたんだろうな、と、今では思う。






結論から言うと、


この2週間半に及ぶナウダラでのホームステイは、


色んなことを学んだり、感じたり、経験できたかけがえのない時間だったと思う。









この国では、掃除や洗濯は女の仕事。

だから、旅行者と言えども、家族の一員として私も食器洗いをすることが多かった。


基本的に蛇口はない。

村の共同の水場からホースをひいてタンクにためて使う。
そうして初めて水が出る。

でも、その水場も、庭にしかない。

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高地の夜は冷える。
冷たい水で洗い物をするのが辛い時、
沸かしてくれたやかんのお湯を混ぜてもらうだけで、ありがたい気分でいっぱいになる。





火は、かまど。
山からとってきた枝や薪やトウモロコシの芯を燃料にして、火をおこす。
ガスコンロなんてない。

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お風呂やホットシャワーもなくて、
昼間、
家から20分ほど歩いた山の中にある冷泉で水浴びする。
でっかい筒からドボトボ冷たい水が出てくるだけなんだけど。
もちろん屋外。
仕切りなんて何もない。
そこで洗濯も一緒にしちゃう。
ここら辺の集落の公共の冷泉だから、込み合わないタイミングを狙って行く。

もちろん、洗濯は手洗い。






停電なんてしょっちゅう。
停電しない方が珍しい、逆に不安になる(笑)。






朝は日の出とともに起きて、

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朝日に染まるヒマラヤを眺めながらチャーを飲み、

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ポカラに行くきむくんを毎朝見送り、
向かいのラクシミさんとあいさつして、

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お店にチャーやお酒を飲みに来たり、牛乳を買いに来る村人とおしゃべりをして、
10時ごろ、朝ご飯。

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ご飯を食べたら、ソーロップが学校に行く。
こっちの学校は、朝、家の仕事がちゃんとできるように、12時くらいから授業なんだって。
子供も戦力。
でも、きちんと勉強もできるようにこの時間に始業なのは、すごく理にかなっている気がする。

ちなみに、ネパールの学校は試験で進級が決まるらしい。
そして、授業は英語で進められていくらしいよ。
ソーロップが英語ペラペラなのは、日常的に英語に接しているからなんだね。




日中は私はポカラに行ったり
散策したりしていたけど、

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家族はみんな、ずっと働いている。

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夕方になったら、懐中電灯を持って、ソーロップと一緒にアマを迎えに行く。

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早朝と夕方は、アマが、冷泉のある場所よりもっと奥の家畜の世話をしている。
その間、ブアが店番をしながらご飯を作ってくれてる。
昼間はブアが家畜の世話をして、アマが店番をしながら家の仕事をしている。
ソーロップとケンカしながら、アマの搾った牛乳と、今夜の薪を担いで帰ってくる。
ちなみに、ブアとアマは、夜明けに鶏の鳴き声で起きているみたい。
本当に朝から晩まで働き者の二人。

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夕食の後は、焚き火を囲んでみんなで団らん。

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この時間がすごく幸せ。

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たいていこの時間は停電しているから、この焚き火の明かりだけなんだけど、
焚き火を中心に、みんなの気持ちが確かにここにある瞬間をすごく感じる。
外はとても寒いけど、みんなで語り合いながら囲む火はとても暖かい。







そして一日が終わる。







そんな毎日は、
はっきり言って日本の生活と比べたら、不便だけど、
決して不幸な生活じゃないと思う。
そこにいつも、相手を思いやる気持ちがあって、
そして笑顔がある。


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ポカラの町に行けば、
自家発電で停電知らず、
ホットシャワーがガンガン出る宿はたくさんある。

たぶん、ナウダラ周辺のゲストハウスでも、そういう設備のある宿はあると思う。



でも、そういうところに泊っていたら、

私はこの家族と、こんなにたくさんの時間も、笑顔も共有できなかったと思う。

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ある日、私ときむくんで、夕飯に親子丼を作って振る舞った。
『これは、日本の料理で『家族』っていう意味なんだよ』って。

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ネパールいう国は、和食がおいしい国だけど、
ローカルの人たちは和食は食べないし、味付けも全然違う。
度肝を抜かれるような料理だっただろうけど、
おいししいって言って食べてくれたのは嬉しかった。
自己満足で作っちゃってごめんね。






この国の、この国で暮らす人々のリアルな生活。
それを体験できたことは本当に貴重だし、
お金に変えられないものをたくさん得られたような気がする。

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今まで、『旅』いう生活は、一瞬の出会い・一瞬のかかわりの繰り返しだった。
たった20日と言えども、こんなに長い時間を誰かと一緒に過ごすということもあまりなかったし、
一瞬のかかわりでは芽生えることのない人と人との感情というものがあることを改めて実感した。
それは、少しずつ親しい間柄になっていくということで、
お互いの心を開きあうということで、
時々衝突や落ち込んだりすることもあるけれど、
それが人と人とがつながりあうことのような気がする。

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この家を出るとき、

ブアが、私の額に赤い粉を付けてくれ、
首に白い布をかけてくれた。

『この国での歓迎のしるし』と聞いていたそれだけど、
その気私は初めて、

この家の『家族』になれたきがした。


『いつでも帰っておいで。ここは、あなたの、ネパールのおうちだから。』


そう、ハグしてくれた家族に、心から感謝している。

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[2015/11/08 18:31] | ネパール
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