東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

インドの西の端・グジャラート州のゲートシティであるアハメダバードの周辺には、
いくつもの『階段井戸』なるものがある。



階段井戸は、

読んで字のごとく、

階段状になった井戸

です(笑)。








グジャラート州や、その隣のラジャスターン州を中心に多く存在しているそうなんだけど、

要するに、暑い地域、南インドとは違う砂漠の暑さ。
そのエリアで生きる人々の知恵と財産の結晶な気がする。


井戸というくらいなので、市民がここに水を汲みに来るそうなんですが、

・貯水の役割
・涼の役割(階段を下るにしたがってより涼しい)
・市民のコミュニケーションの場所
・美術・完成度の高さ
・建設した地域のマハラジャの権力誇示の役割

といった観点からも、とても興味深いものばかりでした。




当然、現在は、上水道が整っている地域もあれば、地域の手漕ぎ井戸が点在しているところもあるけれど、
いずれにせよ階段井戸は、そのもとの役割を失い『遺跡』としてのニュアンスが強い。



ま、うんちくはこの辺で終わりにして、

アハメダバードから見に行った階段井戸を紹介したいと思います。



まずは、アハメダバード市内にあるダダハリバオリ(バオリは階段井戸の意)。

s2014PC055744.jpg

s2014PC055756.jpg

s2014PC055753.jpg

s2014PC055754.jpg

井戸自体は、特筆すべきことはなく、
あー、こんなもんか。というかんじ(笑)。
次に紹介する階段井戸を先に見ると特にそう思ってしまう。

アハメダバードジャンクション駅から徒歩圏ですが、
階段井戸があるのは、にぎやかなエリアからは離れます。
地元の人の憩いの場にもなっているのですが、

子供たちが集団でしつこく絡んでくるので、特に女性一人で来る場合は気を付けましょう。

見学した後もそのままついてこられたり、石を投げられたりしたので
道端のチャイ屋さんに入りました。
でも彼らはまだ店の外で待っている・・・。
チャイ屋のおっちゃんに頼んでオートリキシャを捕まえてもらい(いやー、普段なら一人でつかまえて交渉するけど、一人で店を出て歩くのも嫌になってしまった(笑))、それに乗って戻りました。

歩いても行けるけど、日中は暑いし、オートリキシャをチャーターして行ってもいいかも。




・・・・は。

しょっぱなからネガティブ情報のせてしまった・・・。

すんません。。。









アハメダバード市内からバスで1時間弱。
幹線道路で降りて、そこから徒歩10分。

アダラジバオリ

s2014PC035597.jpg

s2014PC035599.jpg


入り口のそばの寺院は、キンキラキンモザイクで、これも面白かったんだけど

s2014PC035558.jpg


やっぱり、ここの階段井戸は予想以上にすごかった。


それほど大きな階段井戸ではないんだけど、
何がすごいって、

細かい彫刻。

s2014PC035572.jpg

s2014PC035566.jpg

s2014PC035596.jpg


いや、装飾なのか?

s2014PC035577.jpg

s2014PC035590.jpg


偶像崇拝を禁止しているイスラム様式なので、人物像などはないけれど、

イスラム様式らしいこの繊細さ。

s2014PC035569.jpg

s2014PC035564.jpg



色とかはないのに、なんでこんなにきれいなんだろうって、ずっと見ていられる。

s2014PC035587.jpg


階段を下りれば降りるほど涼しいし、
当時、ここに水を汲みに来がてら、涼を得て会話に花を咲かせた人々の様子が思い浮かぶ。

これを市民のために建て、一般開放していたというのだから、
時のマハラジャは太っ腹だね。

ちなみに、現在も見学は無料。

やっぱり太っ腹だ!!!









アハメダバードからバスで3時間。
パータンという町にある、ラニキバオリ


バスターミナルからオートリキシャで30Rsくらいだよって、善良な市民に言われたんだけど、
どのリキシャも50Rsを切らない。

3キロくらいって聞いていたので、歩いて行こうかなと思って歩いていたら、
一台のオートリキシャが止った。
乗っていた客の青年が声をかけてきた。

『君、ラニキバオリに行くのか?僕も行くところなんだけど、よかったらシェアしない?片道ふたりで40Rs。』


Yes!

YES!!!

YES!!!!!

乗る乗る!!



というわけで、このインド人青年・ビプールくんとラニキバオリをまわることになりました。
彼は、グジャラート州の州都であるガンディナガルで公務員をしているらしい。

ここ、ラニキバオリは、入場料がかかる。
『僕が払うよ』というビパールくん。

いやいや、いいから。

『だって5Rsだろ?大したことないよ。』

とビパールくんが言った直後、チケット売りのおじさんが、

『そっちの子、外人でしょ?じゃ、105Rsね

と。

インド人は5Rsでも、外国人は100Rsするんだってば。

『えっ!?100Rsも!?知らなかった・・・インド人なのに・・・僕、公務員なのに知らなかった・・・orz』
そう言って落胆するビパールくん。

ホントに orz ってなってたわ。

『外国人料金なんてするいよね。ごめんね』

ビパールくんが謝ることは何もないよ。



お金を払って公園に入る。
青々とした芝生がきれいに整えられた公園の先に

s2014PC045603_20150417175105d98.jpg

あった。

s2014PC045605_2015041717510757d.jpg

s2014PC045604_20150417175106167.jpg



すげーーーーーー

s2014PC045619.jpg

でかい!!!!

s2014PC045617.jpg

s2014PC045609_20150417175109e04.jpg


しかも、


彫刻細かい!!

s2014PC045622.jpg

s2014PC045632.jpg

s2014PC045643.jpg


っていうか、これ、階段井戸じゃなくて、


完全に遺跡でしょ!!!

s2014PC045644.jpg

s2014PC045613.jpg

s2014PC045658.jpg





もうね、すげーーーーーしか言えないわ(笑)。



これを見て、インドでも有名な遺跡・カジュラホに行くのをやめることにした(笑)。


はっきり言うけど、
このパータンの階段井戸は、『遺跡』という観点で見たら、

今まで見てきた遺跡の上位3位に入りますよ。
エジプトのピラミッドを越えた。

っていうほど、あまり遺跡は見てきてないんだけどね(笑)。



けど、この興奮は隠せません。

s2014PC045657.jpg




ビプールくんが言うには、この近くに歴史のある湖があるそうなので行ってみることにした。
で、どんな歴史なの?って聞いてみたら、
『知らない』だって(笑)。

てきとーやなー

その湖とやらも、
古代ギリシャをイメージさせる柱や、コロッセオだったんだけど、

s2014PC045674.jpg

s2014PC045686.jpg

どういう理由でここにあるのか、イマイチ分からないまま、
町に戻りました。

なんかお祭りしてた。

s2014PC045692.jpg


ビパールくんが花をくれました。

s2014PC045691.jpg

かわいいやつめ。





アハメダバード行きのバスに乗り、
ビプールくんは、ガンディナガルで途中下車。
私は当然、バスに残ったんだけど、

バスの乗客、ほぼ全員からの視線が刺さる、刺さる!!!
『えっ!?なんであの女の子、一緒に降りないの!?』
って。

インドでは、女性一人で出かけるってことはあまりないし、
その事情に輪をかけているのが、ここがイスラム文化の強いエリアだっていうこと。
イスラム文化圏では、女性の肌の露出も、女性の単独行動もかなり特殊な話。

結婚前の男女がデートしたり、並んで歩いてる多だけでスキャンダルの世界で、

『実は私たち、数時間前に出会ったばかりの友達なんですーぅ』

なんて、通用しないんたろーな。
このツーショットも、とんでもないのかな。
『私、一人で3年も海外旅行してます』
なんて、とても言えないな、あえて言う必要もないけど。







話がずれたけど、

アハメダバードを拠点にまわったこれらの階段井戸。

かなりレベルが高くてびっくりしました。

思っていた以上にハマってしまった階段井戸。

このあたりを旅して見つけたら、またレポートしたいと思います!!





そーえば、マンドゥの王宮地区にも階段井戸があったって後から知ったんだけど、
この階段井戸の魅力に取りつかれた今、

行けばよかった~~~

と、ちょっと悔しい思いを抱えてます。
スポンサーサイト

[2015/04/17 18:32] | インド
トラックバック:(0) |
コメント:
この記事へのコメント:
コメント:を投稿
URL:

パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック:
この記事のトラックバック URL
この記事へのトラックバック:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。