東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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日本で餃子と言えば、論外なく『焼き餃子』

でも、中国で餃子と言えば、『水餃子』のことです。



中国の餃子はおおむね、量り売りで、
集めのモチモチの皮に、しっかりと味の付いた餡、タレは酢とラー油のみ。

10元分も頼んで食べればおなか一杯になる、中国の国民食


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我が家は、純血の日本人の家系ですが、
我が家で餃子といった場合、『水餃子』のことなんです。

さすがに皮から作るということはなかなかしないけど、
にら・ネギ・合いびき肉・白菜・そして香辛料をたっぷり使い、
一回に60個くらい(昔は100個とか)作る、
ちょっと自慢の『我が家の味』の一つ。


2~3か月に一回くらいのスタンスで作る、
我が家のスタミナメニュー。
すき焼きに並ぶごちそうです。







私のおじいちゃんは、もう15年位前に亡くなったけど、
昔、太平洋戦争で兵隊となって戦地に行き、
終戦後、捕虜として中国に長いこといたそうです。
解放された後も、そのまま中国にとどまり、
最後の引き上げ船で日本に帰って来たらしい。

中国で生きるか、日本に帰るか、
中国での生活が成り立っていた当時のおじいちゃんにとって、かなり悩んだ結果だったんだろうなというのは容易に想像できる。

帰国後も、おじいちゃんは、
私が知っている限りでも、毎年のように中国に旅行に行っていたし、
NHKの中国語講座も熱心に見ていた。
無口なおじいちゃんだったから中国の話をするわけでも、おじいちゃんの半生についても直接聞いた記憶はほとんどないけど、
今は、おじいちゃんの中国への思いは何となく理解できる。


そして、我が家の餃子が、中国の餃子と同じであるということも納得。
おじいちゃんは、国民食である餃子を
中国時代に好んでよく食べていたのかもしれない。
そして、我が家で2~3か月に一回作る餃子を食べながら
中国を懐かしんでいたのかもしれない。






前回の中国で初めて餃子を食べた時、
『これがおじいちゃんの餃子か』と、一人で感動し、胸が熱くなった。
我が家の餃子とすごく似ていた。
もちろん、皮は違うし、味もしっかりついていたから、我が家のとは少し違うけど、
でも、餡の具やおいしさは殆ど同じだった。

さすが、おじいちゃんのプロデュースだけある。








おじいちゃんにとって、中国の味と言えば餃子だと思うけど、
私にとっての中国の味と言えば、ワンタン。


前回の中国編で少し書いたかもしれないけど、
洛陽ですごくおいしいワンタンに出会ってから、ワンタンにかなりハマった。

安い・早い・美味いの三拍子。
この手軽さとおいしさは、中国でしか出せないんじゃないかと勝手に思っている。
だから、ワンタンと言えば中国、中国と言えばワンタン。

おじいちゃんにとっての餃子と同じなのかもしれない。



今回の二回目の中国に帰って来た時、真っ先にワンタンを食べたかったのに、
何故か雲南省ではなかなか見つけられず、
入国してからずいぶん経った武漢で初めて食べた。
器にたっぷりのワンタンに、白エビのだしの効いたスープ。
『やっと中国に帰ってきた』という気さえした。


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おじいちゃんが最後の引き上げ船で日本に帰るとき、
どんな気持ちだったんだろう。


私も今回、フェリーで日本に向かう。



最後の食事は、餃子・・・ではなく、ワンタン。
本当は餃子を食べたかったんだけど、宿の近くに見つけられなくて、
でも私の大好きなワンタンにした。

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おじいちゃんが引き上げ船で日本に帰るのと、
私がフェリーで日本に一時帰国するのでは全然話が違うことだと思うけど。




おじいちゃんの第二のふるさとというべき中国。
我が家にとって、私にとっては中国との距離は近いと思う。


餃子がなかったら、私にとって中国は単なる国の一つにすぎなかったかもしれないし、
こんなに気になる国にはならなかったはずだ。
こんなに大好きな国にはならなかったはずだ。

おじいちゃんと餃子が、私と中国をつないだ。


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中国、必ずまた戻ってきます。

帰ってきたら、餃子かな、ワンタンかな。
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[2014/03/13 15:03] | 中国 その2
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