東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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60か国くらい旅して来て、



絶景と言われるところも見てきたつもりだし、
宗教についても知らなかったことがいっぱいあったし、
すごく親切な人たちにもたくさん会う事が出来たし、
安くておいしい地元飯を食べたり
歴史ある建築物を見ることもあった。



でも、決して世界のきれいなところばかりを見てきた訳ではないつもり。



戦争の爪痕や、
今なおリアルタイムで起きている民族紛争を感じたり
スラム街や貧困問題
人間の歴史の汚い部分も、ほんの少しだと思うけど見たり体験したりした。




今まで訪れた虐殺に関する事件が起きたところ、それを考えさせられたのは、

ポーランドのアウシュビッツ
ボスニアヘルツェゴビナ
ルワンダ
そして、アルメニア。



アウシュビッツは、映画でも取り上げられることは多いし、
ヒトラーの独裁政治なんかと関連して授業でも取り上げられた覚えがあるから、
日本でも一般的に知っている人は多いと思う。







でも、それ以外の虐殺のことについては、
正直、



知らなかった。





恥ずかしいけど、旅を続けるうちに知ったことばかりだった。








各地の『虐殺記念館』では、
その虐殺の事実や背景、虐殺に関する展示物以外に、
他の国で起きた虐殺を紹介しているところも多かった。


そのなかで紹介されていてたひとつが、



カンボジア虐殺。





旅を続ける中で知った事実ではあるけれど、
それまでは知らなかったし、

同じアジアの中でそのような事件があったということも知らなかった。



その周辺での戦争に関して知っていたことも、
ベトナム戦争くらいで、
それについても、あまりきちんと理解していなかったのは事実だった。













カンボジアのプノンペンに到着した翌日、

プノンペンの中心部にある虐殺記念館に行ってきた。




宿から徒歩20分、暑い日差しの中を、汗をダラダラ流しながら歩いて行った。





周囲のまったりとした雰囲気とは異なり、

住宅地のど真ん中に建つそれは、奇妙なほどに異質な印象を受けた。

PC191795.jpg


無機質な壁に、有刺鉄線。

トゥールスレン収容所。










PC191756.jpg



それでも、緑あふれる敷地内は、『虐殺記念館』と言われなければ、そう気づかない気もした。

お墓以外は。




三階建ての建物が並ぶ敷地内。
それでも、きれいな緑と対象的に、雰囲気の違うこの建物が、やはり異質感を醸し出していたのは事実だと思う。

PC191758.jpg



この建物は、かつて、高校の校舎として使われていたところだという。


それをプノンペンでの虐殺の舞台となったここは、
収容所として、拷問の場所として、そして虐殺の場所として、その役目を担うことになる。



PC191763.jpg


















実際に使われていたというベッドや拷問部屋。


PC191747.jpg





こんな部屋がずっと続いている。






PC191765.jpg

PC191785.jpg

PC191774.jpg









自分の通う学校にある日こんな拷問の道具が設置されたら・・・

PC191750.jpg

PC191752.jpg




自分の通う学校が、ある日、虐殺の舞台になったら・・・


PC191783.jpg










ポルポト政権の考え、

それが

『国を指導する者以外の知識人は不要』

とするもの。

教師も、宗教指導者も、医者も、メガネをかけている人でさえ、そしてその家族すら
虐殺の対象となって行った。


民主主義国家として成功している、今の日本から見れば、
馬鹿げているとしか思えない。

でも、当時の、当事者にとっては、

怖かったのだろう。




だからと言って、肯定できることでは到底ない。

と思う。









人のいのちを奪う権利って、誰にあるんだろう。









PC191745.jpg








カンボジア虐殺は、プノンペンだけではなく、カンボジア全土で起きていたことだと言います。

『キリングフィールド』と呼ばれる、大量虐殺場まで各地にあるそうです。







私には、ここで紹介さていることと、

現在のこの塀の外の景色にギャップがありすぎるように感じました。






本当にここで起きたことなのか?と。







これは、月日が現在の『平和』をもたらしたことなのか、
平和ボケした私が、この虐殺の事実をよく理解できないでいるだけなのか

自分でもよくわからなかった。




ただ、表面上だけのことなのかもしれないけど、
人々の心にはまだ癒えないキズが残っているかもしれないけど、



現代のカンボジアは、少なくとも私が訪れた町の、私が出会ったカンボジア人は、




皆、今を笑顔で生きている




ということです。
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[2014/01/26 00:37] | カンボジア
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