東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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『いただきます』


旅先で、ご飯を食べるときには手を合わせて言うようにしている。
外国人から『どういう意味?お祈り?』って聞かれる。
日本人なら誰もが言う『いただきます』。
ても、海外でそれに相当する言葉になかなか出会わない。







今日、メディナ(旧市街)を歩いていたら、地元民の集まる食品スーク(市場)に迷い込んだ。

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たくさんの野菜や肉の商店が並ぶ中に、ニワトリの並ぶ店もあった。
そう、生きたニワトリ


餌をつついているものもいれば、目を閉じてじっとしているものもいる。
でも、皆、店の中でおとなしくしていた。

彼らは自分の行く末を知っているのだ。






お客さんが来る。

店主が並んだニワトリに手を伸ばし、ニワトリはバタバタと逃げるが、店主は一匹つかまえる。
秤に乗せて重さをはかる。
この国の食品は、多くは1kgいくらで計算される。

店主のおじさんはバタバタするニワトリを逆さに持ち、頸動脈を切る。
そして深めのバケツに放り込むと、バタバタと暴れ、しばらくすると静かになった。

おじさんはそのニワトリをお湯の入ったバケツにしばらくつけた後、大きな機械に放り込んだ。
グオングオンと大きな音を立てた機械の蓋を少し開けて水をすくって入れると、機械の下から羽が出てきた。
たくさんたくさん出てきた。
おじさんが機械の蓋を開けて水を入れるたびに、血の混じった水が散った。

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機械を止め、取出し、足と、首を切り離し、腹に切れ目を入れて内臓をきれいに取り出した。
そしてきれいに水で洗ってビニール袋に入れると、注文した客の元に。



さっきまで目の前で生きていたニワトリが、たった5分後には鶏肉となっていた

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これは日常のことのようで、客も、その辺のこどもも、店主も、誰一人として顔色が変わらない。
でも、旅に出るまではパック詰めの肉しか見たことがないくらいだったし、
今まで肉が店先につるされているのを見たことがあっても、
『ニワトリ』から『鶏肉』になる理屈は分かっていても、
過程を見たことのなかった私にとっては、とてもショッキングだった。
でも目が離せなかった。






『いのちをいただく』


自分たちが生きるために、他のいのちをいただいている。
食糧を無駄にするということは、命を無駄にすること。






その直後に食べたチキンのサンドイッチ、すごくおいしかった。



『ごちそうさまでした』


感謝をこめて。
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[2013/06/07 09:01] | モロッコ
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