東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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前回リヴィウに来たのは10月の初旬。


紅葉が始まっていて、街の公園がとってもきれいでした。
陽が出てると暑いくらい。




それからドイツ・ハンガリー・ポーランドと周辺諸国をめぐり、
ふたたびリヴィウに来たわけですが、
この時期、このあたりの国々も木々が黄色く色づき、黄色のじゅうたんがひかれ
ため息の出る美しさ。






3週間後のリヴィウ。



葉は結構落ちているけど、まだまだステキ。
ただ、かなり寒くなってた。
天気が悪かったってのもあるかな。





けど、こんな美しさ、日本にいるときはあんまり気にも留めてなかったな。
通勤時に街路樹見て「あー色変わって来たなーきれいだなー」くらいのもんでした。
紅葉した山は、『古くなったブロッコリーみたいで気持ち悪い』とすら思ってました。
旅に出て、自然の変化にちょっと敏感になれて、楽しむ余裕が出たと思う。
こっちではモミジはもちろん、紅い葉っぱはほとんどないです。












それで、それで、
あの景色が気になりませんか?
あの場所は一体どうなっているのか。





そう。





恋のトンネル。











出発前夜、明け方まで飲んでいたベルギー人・ウクライナ人・ロシア人・フィンランド人に「おい、中国人!」と、なぜか叩き起こされながらも、
朝、寝坊してバスに間に合わないかと急ぎながらも、
行って来れました。








黄色の世界になってた。


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わぁ!!ステキ過ぎ!!!!!















ここに来たのは2回目。
行きかたもちゃんとわかってるので、スムーズに行ける。
と、思ってた。



村でバスに乗ろうとしたら、子供たちがあどけない笑顔を見せてくれる。
「お先にどうぞ」と乗車順を譲ってくれる、みんな優しくてかわいい。
「バイバーイ」と手を振って下車していった。

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子供はかわいいなぁ。




トンネルに向かっていると、二人の子供がやって来た。

「トンネルに行きたいの?行きかた、教えてあげよっか。」

もちろん私は行きかたを知っていたけど、せっかくの『親切』なので彼らに乗っかってみた。

「こう行って、ああ行って・・・」
うん、うん。分かった。ありがとう。じゃぁね。というと、すかさず、
「チップ!!」



・・・え。





お金は渡したくなかった。
ケチとかそういうんじゃなくて、請求されるのはチップじゃないし、そういう考えで生きる大人になってほしくなかった。
だから、おやつにと持ってきていたリンゴをあげた。


「リンゴなんかいらねーよ。金くれよ、金!!」

ないよと言うと、
「けっ!!」と言っておしりペンペンしてどこかへ行った。


日本なら、『ちょっと、どんな教育してるの!?親の顔が見たい!』って感じだけど、
なんか悲しくなった。
身なりを見ても貧困生活を送っている雰囲気はしなかったから。





トンネルに着いて足を踏み込んだ直後、足音がして振り返ると
さっきの子供たち。
手には太く長い木の枝。
「金だせ!」といいながら、その棒を振り回す・折って投げつける・石を投げる・・・。
とっても、とっても悲しくなった。



周りは言葉にならないほど美しい景色なのに。
村の人たちも、子供たちもとっても優しかったのに。


お金を渡していればよかったのか。
リンゴをあげなければまた違っていたのか。
ウクライナ語もロシア語も話せないからなのか。
二回もここに来るべきではなかったのか。
それとも期待しすぎたのか・・・。



彼らはトンネルを見に来る人に出会うたび、あんなことをするのだろうか。






景色に罪はないけど、ここにいるのが辛くなっていきそうだった。









でも、神様はちゃんとプレゼントをくれた。

















また会えた。

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トンネルの外で村の人と話をしていると、さっきの電車が戻ってきた。

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おじさんが、乗ってみるかいと声をかけたくれた。
トンネルの中の景色じゃなかったけど、この電車はこんな景色を見てるんだね。

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機関士のおじさんは、オレを撮るのは勘弁してくれと言いながら
「一日に4往復してるんだよ」と教えてくれた。
そんなにしてるんだー。意外と走ってるんだね。




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人間だもの、いいところも悲しいところもある。
だから彼らには気付いてほしい。




やっぱりこの村も、この場所も大好き。
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[2012/10/27 09:22] | ウクライナ その2
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