東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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ガイドブックには旧市街のことがメインで紹介されているので、滞在日数が少ないと足を運ぶ人も少ないのかもしれませんが、
クラクフにはかつてユダヤ人ゲットーがありました。



昔は旧市街にもユダヤ人は住んでいたそうですが、
旧市街の外にユダヤ人街を作って住まわせられ、
ナチス政権下では川の対岸の「ゲットー」に移住させられました。



丁度、私が泊まった宿がユダヤ人街からほんの5分の場所だったので、
なんだかんだ毎日通ってました。




ユダヤ教寺院・シナゴーグに初めて入ったのは、一か月ほど前でしたが、
ユダヤ教について何も知らなかった私がそこで初めて感じたのは、
「十字架やキリスト像がないだけで、キリスト教の教会と似ている」
ということ。

PA180562.jpg

そりゃそうです。
キリスト教はユダヤ教から派生した宗教、
ユダヤ教の聖典はキリスト教で言うところの『旧約聖書』なのです。





それからユダヤ人が迫害される理由や、そもそもユダヤ人とはなんなのかとか
第二次世界大戦とか、ナチス政権のこととか
まじめに勉強しました。
といっても、基礎中の基礎レベルにすぎません。
今まで知らなさすぎたのです。

ユダヤ人のことについては次回のブログでも少し触れたいとおもいます。



あの巨匠・スピルバーグの映画『シンドラーのリスト』はクラクフを舞台にした話ですが
それが実話だったというも初めて知りました。



ユダヤ人ゲットーのあった場所からすぐのところにシンドラーの工場跡があり
現在はクラクフ歴史博物館として公開されています。

PA190608.jpg

PA190606.jpg



シンドラーの工場で働いていたユダヤ人のインタビューのVTRや
写真や手紙、武器の展示
当時の生活風景の再現展示などもありました。

PA190610.jpg

PA190614.jpg

PA190616.jpg




ここで、ほんの一握りかも知れないけど、たしかに『人の命』が救われた。
一歩間違えば『政治犯』としてアウシュビッツ行きになるかもしれない。
自分ならあの状況下で、状況下でなくてもそれができるか―――。


この工場の少し先にはロケを行ったという建物があるらしいのですが、
今回はロケ地めぐりが目的ではないので行ってません。





現在、当然ですが、当時ゲットーを囲っていた高い塀は取り払われています。
ほんの一部、その事実を忘れないために残されていました。
はっきり言って、ベルリンの壁も恐ろしく感じたけど、
それ以上に恐ろしいものを感じた。

PA200005.jpg

PA200004.jpg


壁や囲いなんてあっちゃダメだ。

PA190625.jpg


ゲットーだった場所を歩いていても、今はその境が分からない。
ゲットーとその外をつなぐゲートがあった場所も分からない。
それが当たり前でなくちゃだめだ。






ゲットーがあった場所の町は静かでした。
ちょっと物寂しい感じもしました。
でも、カフェに人が集まっていたり、
家々から生活のにおいや音がするのがホッとさせてくれた。

PA200014.jpg



映画でしかしか知らない世界が、今自分が立っている場所で実際に行われていた。


こんな場所が、当時のドイツ領にたくさんたくさんあったはず。
ここだけではない。

PA190603.jpg


そんな思いを胸に、アウシュビッツ強制収容所に行きます。
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[2012/10/22 19:35] | ポーランド
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グダンスク人
シンドラーのホーロー工場は、もともと戦前からポーランドにあったポーランド資本のホーロー工場を、ナチスが奪って、当時ナチス党員だったシンドラーが賄賂を贈って特別安く払い下げを受けたものです。

戦後は、シンドラーからホーロー工場を取り戻したポーランド政府が経営し、その後民主化で民営化され、現在でも、その博物館とは別の場所として操業し、世界各国に製品を輸出して業績も大変に順調です。

工場の名前はエマリア・オルクシュといいまして、エマリアの製品は日本にも輸出され、そのぽってりしたかわいいデザインと色使いが女性に大人気です。
数年前にロゴを変えまして、eの字がぐるぐるとなった感じのかわいいロゴになっています。

エマリアのホーロー製品はクラクフではもちろんとても安く手に入りますので、いちどキッチン用品店を見てみてください。
マグカップがお勧めです。そちらで滞在中にも使えますし。

えみりあさんのEmilia、エマリアのEmalia、名前がそっくりですね!

シンドラーのリストには、こんなハッピーな後日談があったんです、というお話でした。

Re: タイトルなし
えみりあ
≫グダンスク人さん

ステキな後日談ですね。ありがとうございます。
シンドラーの工場が別の場所で現存しているということは初めて知りました。
しかも世界中で愛される製品であるということ、素晴らしいですね。

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この記事へのコメント:
シンドラーのホーロー工場は、もともと戦前からポーランドにあったポーランド資本のホーロー工場を、ナチスが奪って、当時ナチス党員だったシンドラーが賄賂を贈って特別安く払い下げを受けたものです。

戦後は、シンドラーからホーロー工場を取り戻したポーランド政府が経営し、その後民主化で民営化され、現在でも、その博物館とは別の場所として操業し、世界各国に製品を輸出して業績も大変に順調です。

工場の名前はエマリア・オルクシュといいまして、エマリアの製品は日本にも輸出され、そのぽってりしたかわいいデザインと色使いが女性に大人気です。
数年前にロゴを変えまして、eの字がぐるぐるとなった感じのかわいいロゴになっています。

エマリアのホーロー製品はクラクフではもちろんとても安く手に入りますので、いちどキッチン用品店を見てみてください。
マグカップがお勧めです。そちらで滞在中にも使えますし。

えみりあさんのEmilia、エマリアのEmalia、名前がそっくりですね!

シンドラーのリストには、こんなハッピーな後日談があったんです、というお話でした。
2012/10/22(Mon) 19:56 | URL  | グダンスク人 #HuBhO90w[ 編集]
Re: タイトルなし
≫グダンスク人さん

ステキな後日談ですね。ありがとうございます。
シンドラーの工場が別の場所で現存しているということは初めて知りました。
しかも世界中で愛される製品であるということ、素晴らしいですね。
2012/10/25(Thu) 04:45 | URL  | えみりあ #-[ 編集]
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