東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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洛陽の郊外、莫高窟の近くに


関林廟


というのがあります。





つまり、


関羽の林廟(木がいっぱい生えたお墓)。


まんま。








関羽と言えば、三国志に出てくる、重要な人物のひとりですね。

高校の漢詩の授業でも『関羽と劉邦(劉備)』っていうのでも出てきた気がする。



でも、実は、三国志の話も、登場人物も、イマイチ分かっていなかった私。
名前は聞いたことあっても、どこの国の人なのかも分かっていなかった。
とりあえず、魏・呉・蜀の三つの国の国取り合戦的なことくらい。







これはいかんと思って、




ちょっとだけ勉強してみた。

というか、レッドクリフⅠ・Ⅱ一気に見ました。
三国志の有名な一幕・赤壁の戦いの話ですね。






それを見たら、なんだか『三国志って面白いやん』っていまさら思い、

三国志の名所めぐりがしたくなった、単純な私です(笑)。











そんな単純な思い付きで、洛陽の関林廟へ。





近くには、大きな市場があって、市場というより、卸売市場みたいな感じだった。

ちなみに、関羽は商売の神様としても祀られているそうです。




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入るといくつかのお寺。

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金ぴかの関羽。

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そして、サラサラロングストレートの










ひげ。


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長すぎでしょう。




トリートメントしてたのかな?とか
枝毛はなかったのかな?とか




どうでもいいことばかり頭を巡った。。。


まぁ、この長いひげが関羽のトレードマークでもある。











一番奥には、


メインの


関林廟。

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タダの土盛だけど、ここが関羽の首塚。

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ちなみに、『林廟』という形のお墓は、珍しいそうです。








廟は思ったよりも大きくて、
参拝者も多かったし、それだけいまなお、支持されているっていう事なんだね。









入り口には、こんな槍があった。

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そういえば、レッドクリフで、関羽がこれを武器にして振り回してたなぁ。



まぁ、これはレプリカだろうけど。
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[2013/12/30 04:50] | 中国
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8泊した洛陽。

郊外にもよく行ったけど、街歩きもよくしたなぁ。










特に面白かったのが、

いわゆる

旧市街。


城壁に囲まれた、明時代の古い街並みに、現在も人々が住んでいます。

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レトロなのに、ゆるい。

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週末は観光客が多かったけど、平日はそれなりに空いている。



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この道は毎日歩いたなぁ。



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ぶらぶら歩くだけで心がほっくりする道。




でも、夜になると、屋台がいっぱい並んで縁日みたい。

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ちょっと割高だけど。
でもサツマイモのフライドポテトを3回ほど買ってしまった(笑)
甘いのに、味付けがさらに甘くてウケル。











バスの行先によく上がっている『東花伝』


どんなとこやろ!?と思って行ってみたら、






ムスリムの町っぽかった。

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宿の近くも、上記の旧市街も、ムスリムは多かったけど、


やっぱりこうやって見ると、イスラム教って本当に広範囲にわたって信仰されているんだね。
中国って、仏教や儒教のイメージが強い。

だってここ、中国の中央。
北京まで、一晩で行けるとこ。

私が見てきた限り、西はバルカン半島(クロアチアとかの辺)、東はここ、中国までは少なくとも分布しているし、実際はそれ以上出ることは確か。


日本はイスラム教徒に対するイメージもよくなかったり、島国だったりして
イスラム教はけっこうマイナーかつ遠い存在な宗教のように思うけど、
隣の国・中国の半分くらいまでイスラム教が広がっているのは知らなかった。


ちなみに、中国の中でも新疆ウイグル自治区(イスラム文化圏)と、チベット自治区(チベット仏教圏)が隣同士っていうのも面白い。










そして、町の中心に位置する『周王城公園』は、


歌っている集団があったり

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水で習字している人たちがいたり、

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踊っているおばちゃんたちがいたり

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ホントに飽きなかったなぁ。




習字はすごく個性があって面白かった。
漢字の美しさが分かる民族って、そんなにいないよね。

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そして時間が立てば滲んで消えてしまう。
そんなはかなさが、更に美しく演出している。


三時間はゆうにいられた(寒かったけど)。










野菜の中でナスが一番好きなので、茄子炒め(紅焼茄子)のぶっかけごはんが割と安く食べられたのも感動。

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この、旧市街の中のお店のが一番おいしかった。
茄子、カリッと炒まってて、香ばしい~


まー、とりあえず、ナス食べさせておけば、機嫌いいです、私(笑)




宿の近くにあったワンタン屋さんも今までの中国のワンタンの中で一番おいしかった。

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6元。

春雨と海苔と刻み柚子が入っていて、白エビでしっかりだしを取っているからすごくおいしい(たまに沢蟹も混ざっている)。
胡椒辛いけど、頼めば少なくしてくれる。
味に変化がたくさんあって、食べていて飽きない感じ。

また食べたいな。









ちょっと町から離れるけど、郊外には莫高窟もあって、
でも、あまり興味の湧かなかった私は、川の向こうからゴマ粒より小さいそれをなんとなく見えたような気がして満足してた(笑)。

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もうちょい、正面から見たかったけど、ゲートがあって、
ここは出口だからダメって言われました。










町の中心部もデパートやビルが並んでて
なかなか栄えていた。

写真撮り忘れたけど(笑)。








春には牡丹が咲き乱れるらしくて、
その時期には人がたくさん押し寄せるんだとか。

洛陽の牡丹祭りは有名なんだってー

その時期にも来てみたいな。












洛陽自体は結構広いのでバスを使って町をまわるのがいいけど、
旧市街から周王城公園までは1時間くらいのお散歩コース。

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この時期、ちょっと寒かったけど、
この町のいろんな顔をもっと知りたいなと心から思った洛陽でした。









次回からは洛陽郊外を紹介します。

[2013/12/25 03:47] | 中国
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西安を一週間ほど楽しんだ後、『洛陽』という町にやってきました。



『洛陽』って、『らくよう』って日本語では読むけど、
本場中国では『るぉやん』と読みます。



最初『るぉやん』て聞いても何のことかさっぱり分からなかった。

それくらい、同じ漢字を使う国でも、読み方は全く違うことが多いです。






例えば、自分の名前を漢字で書くと、全く違う読み方をされる。
『えみこ』を『いんめいず』と読まれるわけです。


旅を始めてから2年と少し。

ここにきて初めて、もらう領収書の名前が漢字で書かれ、
あぁ、私って、親からもらった漢字の名前があるんや!って感動したものです。

でも親からもらった名前で呼ばれるのではなく、中国読みで呼ばれると、かなーり複雑。
そりゃ、中国人にしてみれば、日本語の名前の読み方の方が特殊に感じのだろうけど、
でも、私の名前は、親からもらった日本語の名前だけ。
やっぱり、アルファベットでもなく、中国読みでもなく、漢字で書かれた日本語読みの名前にアイデンティティを強く感じる今日この頃です。










話がずいぶんそれたけど、
とにかく、『洛陽(るぉやん)』という聞きなれない名前の町には、3泊しかしない予定でいました。
町自体には、それほど見どころがなさそうだったし。


それが、実際に町に着いてみたら、ハマりにハマって、延泊を繰り返した挙句、




8泊もしちゃった。





ビザ切れるギリギリまでこの町で過ごしたことになります。

そして、この1か月半の中国旅の中で、最も好きな町だと声を大にして言えます。







一体、この洛陽の魅力は何なのか!?








それは、洛陽が

私の生まれ育った町・岐阜に何となく似ているなと感じたから。

それはこの町に到着した翌朝の街歩きで、ピンときた。







歴史的に重要なポイントがあるのに、スキップされる可能性が高い点


古い街並みが存在しているけど、ツーリスティックになりすぎることもなく、また観光客が多すぎるわけでもなく、なんとなーくゆるい点


国の中央部に位置し、見どころは町の郊外に点在している点


町の中心部(一部)はそれなりに栄えてはいるけど、都会になり切れていない点


良くも悪くも、人の性格が中性的な点


今の時期はどちらかというとけっこう寒いし(西安より寒かった)。








岐阜を大きくしたり、オーバーにしたら、洛陽みたいだな。








もちろんそれだけではなく、
町を歩けば歩くほど新たな発見が多くて楽しかったし
何度同じエリアを歩いても全く飽きなかった。

出かけるたびに新たな見どころを見つけ、
明日はそこに行ってみようと毎日忙しく過ごしてました。

『長期滞在』=『沈没』が私の中では出来上がっていたけど、
今回は本当にアクティブに毎日出かけていた。

それでも正直、まだまだ居たいと思ったくらい。

まぁ、次に行きたいという思いがほんの少し強かったためにビザ期限に合わせて移動を決めたわけだけど。





中国は見どころも多いし、国土も広いし、ビザの期限もある。
だから沈没している暇はないのだ。

あ、成都では沈没してたかな・・・?あれ??





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次回のブログから、そんな私の大好きな洛陽の町の様子をお伝えします!

[2013/12/24 01:19] | 中国
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中国の人たちがかなりの高確率で持ち歩いているアイテム!



水筒





町の人も

電車の乗客も

中国人旅行者も

みーんな持ってる。





みんな、これにお水とか、お茶を入れて持ち歩いてる。




中国のお茶っぱは、日本のより大きいので、
水筒の中でいつも沈んでいるようです。
これに繰り返しお湯を入れて飲んでる中国人。




これにあこがれて早一か月。





西安の町で、ようやく手に入れました。






これにお茶っぱ入れて、

宿にも電車の中にも、待合室にも、どこにでもある給湯器(もちろんタダ)のお湯をもらって、

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持ち歩いてまーす。


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これは、八宝茶。

クコの実や竜眼、お茶っぱなど八種類の中国版ハーブティーみたいな!?




お茶っておいしい。




ミネラルウオーターを毎日買うよりずっと経済的。



早くこのアイテムに出会っていればよかった・・・。

[2013/12/23 01:35] | 中国
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初めまして〜
ルリコ
fc2 の旅ブログランキングで目についたので、読んでたら、すっかりはまって、中国編、全部、読んじゃいました。^o^

私も、今度、中国旅してみたいな〜と思っていたので、いろいろ参考になりました。
ありがとうざいます〜。^o^

一番の目的地は、桂林ですが、えみりあさんのブログを読んでたら、ゆっくりいろんなとこをまわってみたくなりました。

すごい絶景ポイントいっぱいですね。
アクセスもそれなりに大変そうですが。^^;;

お気に入りにも、登録させていただいちゃいました。
更新、楽しみにしてま〜す。^o^


Re: 初めまして〜
えみりあ
≫ルリコさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
中国編、読んでもらえてすごくうれしいです。
そして、お気に入り登録もしてくださりありがとうございます。

私は桂林は行ったことないですが、今後(ブログ上では中国にいますが、リアルタイムは東南アジアにいます。また中国に戻る予定)行こうかなーと漠然考えています。

今回の移動(拠点にした町から見どころまでの移動)は、カナス湖(シーズンオフで車をシェアする人がいなかった)・嘉峪関のタクシー代(時間がなかったので)・火焔山のタクシー代・峨眉山景区内のシャトルバスなどが高かった記憶があります。
意外とローカルバスを乗り継いで行けるところも多くてありがたかったです。
けれど、絶景と言われる場所は、本当に交通の便も悪いし、入場料が高くて辛かったです。

これからも色んな景色を見たり、いろんな経験をしていきたいですね。

これからもよろしくお願いします。


ルリコ
お〜今は、東南アジアなんですね。

私は、インドネシア在住8年で、先日、15年ぶりに日本に1ヶ月くらい滞在してましたが、寒さで、ギブアップ。笑

帰りに、初マレーシアを大満喫。

今は、ジャワ島マランに居ます。^o^

どこかでお会いする機会もあるかも〜ですね。


Re: タイトルなし
えみりあ
≫ルリコさん

インドネシアに8年!!!すごいですね。
私も今日本に帰ったら、春になるまでこたつから一歩も出れない気がします(笑)
どこかで会えたら面白いですね。

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以前、ある旅人から、

『えみりあって、ドMだよね。だったらここ行くと楽しいと思うよ!!』

って紹介してもらったところ。






崋山







中国人なら誰でも知っている、美しくかつ危険な山。







ううッ!!!!


行きたい。













レイが、

「僕も崋山に登るよ。日の出が見たいから、夜中から登り始めようと思う」

っていう。





頂上で日の出なんて、完全にノーマークだったよ。
ってか、それ、めっちゃいいやん。
私も夜中から登るっ!!!!












というわけで、最電で崋山の町を目指した。







通常、登山口から頂上の日の出スポットまでは5~6時間かかるらしい。

でも、私らはそんなに体力に自信があるわけでもないので
7時間を目安に登ることにした。

まぁ、実際はかなりのんびり歩いても日の出前についてしまい凍える可能性があった。





とりあえず、山登りの楽しみである景色は、
夜の闇で何も見えないので、
ひたすら足を進めるのみ。



めちゃくちゃ急な階段や、断崖絶壁みたいなところにかけられたほぼ垂直の鉄のはしごを登るとか、
2時間以上延々と続く階段を上り続けるとか、

何かとりあえずドMやなって思いながら進んでいった気がするけど、
真っ暗闇でとにかく進むしかなかったのが、逆に恐怖や疲労を感じさせなかった。
もったいないと言えばもったいない。

降りてくるときに知ったけど、こんなとこ登ってたんや・・・。

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他にも、ドMやなって思ったのは、
入場料の高さ(180元)とか、凍えるような寒さ。



夜の山の寒さに至っては、カナス湖に引けを取らない。
いや、南極に引けを取らないかもしれない(言い過ぎ?)。

夜が明けてから見たら、凍ってた。

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そして迎えた頂上の日の出




ゆっくり空の色が変わって行って

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出た。

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これだけで、十分満足(笑)




朝だ!!!

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でも、本当の崋山はここから。








一番のメインは、ここ。





命綱をつけて、

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この断崖絶壁にかけられた幅30センチの木の板を歩くこと(別料金30元)。

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なんか、つなぎ目んとこ、ぐらぐらするんだけど。

大丈夫かいな・・・

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そんなに距離はないんだけど、
でも、落ちたら命はない、ほぼ。

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身がすくむかと思いきや、意外と景色を楽しむ余裕があった自分にびっくり。



合成とでも思ったか!?

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いやいや、景色マジでサイコーやしっ♪





渡ったところには小さな祠があって、
ここで祈れば願いがかなうらしい。

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ガッツリ祈ってきました(笑)








そのあとも、とにかく絶景続き!!!

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登り始めたのが夜中の11時ごろ、帰還したのが夜7時ごろ。

よく歩いた!!!



アウトドア好きじゃない私が、意外とヒョイヒョイ歩けていたのが驚き。
あまり息切れもなかったし。

体力着いたかな

まー、さすがに最後の一時間くらいは足痛かったけど、



ドMと言えば、確かに楽しかったです。

そして何より景色がすごく良かった。
天気にも恵まれたし。




ドMの方、ぜひ崋山へ。

[2013/12/23 01:09] | 中国
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この日、西安郊外にある『兵馬俑博物館』へ。





兵馬俑と言えば、秦の始皇帝の墳墓で、何百・何千という数の兵士や馬の埴輪が発掘されたので有名なアレ。

社会の教科書に出てきた写真、社会のテストで覚えたアレ。



しかも、それが発見されたのは、ほんのつい最近の話なんです。









すごいやつ。








『これ、見るのが夢だったの!』というと
多くの中国人に「クレイジー」と言われた。



でも、日本人ならきっとこの心理を共感してくれる人は少なくないと思う。













博物館に着いたのは昼ごろだった。










この辺でやたら見かけるこの漢字。

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一体何画あるの?











さておき、

心を落ち着かせて、















いざっ!!!!





















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おぉーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!




すごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!







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体育館3つ分くらいの大きな建物の中に、


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兵馬俑が・・・・



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こっちを見て



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立っている!!!!





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本当に、一体一体リアルで、今にも動き出しそう。

そしてひとりひとり顔も服装も髪型も違うの。

髪型の違いは、等級の違いなんだって。


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これとか、ちょっとワールドランナーこと岡ちゃんに似てない?

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中国人のおばちゃんも、

「はぁーっ!すごーーいっ!!」

を30回くらい言いまくってた。




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私も、


すごっ!!!!!





って、言いまくってたけど(笑)。

鳥肌立ちまくり。



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このような兵馬俑が作られたのは、

秦の始皇帝がそれだけの莫大な財力と権力を持っていて、
自分の権力を永遠に誇示したかったっていう気持ちの表れだと思うし、
同時に死んでなおも外敵を恐れていたんだろうね。


でも、何よりすごいのは、秦の時代って、紀元前250年位の話。
日本は歴史上に『卑弥呼』すら登場していない。
そして現代のように機械があるわけじゃなし。
こんな量の埴輪を、しかも生身の人間そっくりに作る技術。
すごいとしか言えない。


そもそも、今日のブログは『すごい』しか言っていない気もするけど、
それくらい言葉が出なかった。


秦の始皇帝も、外国の教科書に載るくらい有名な人だったんだろうけど、
それでも、一人の人間だったっていうことだ。

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まだまだ発掘が終わっていないこの兵馬俑。

ここに展示されているだけでも膨大な数なのに、
展示に至っていないものはもちろん、
まだまだこの地面に眠っているものもかなりあるみたい。

ここにあるのは氷山の一角。

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レイ曰く、
西安の地面を掘りだしたら何か遺跡が発見されて、お金持ちになれるかもね♪

あはは!!
いいアイデア!!!








その後も敷地内の博物館を全部回っていたら、

日が暮れてた。




あわてて無料シャトルバスで秦の始皇帝陵に行ったけど




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闇で何も見えず。。。




ちーーーーーーん。

[2013/12/22 02:38] | 中国
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西安は、西遊記の三蔵法師こと、玄奘のゆかりの地がたくさんある。

玄奘はここ、西安を出発し、インドの天竺に行き、また西安に戻ってきて、ここでお経の翻訳にいそしんだといわれています



ふむ。

シルクロードの出発点でもあり、玄奘の旅の出発点でもある。

なかなかおもしろい。





その玄奘が翻訳にいそしんだといわれる場所が、

ここ、大雁寺

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西安市内、城壁外だけどバスで簡単に行ける。














そして、西安中心部から少し離れたところに

玄奘のお墓があるらしい。

レイと、その興教寺というお寺に行ってきました。





相変わらずレイは中国語と英語でいろいろとフォローしてくれる。
お兄ちゃんは健在でした。





日本語のガイドブックを読むレイ(笑)。

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読めるの?って聞いたら、漢字を拾って行けばだいたいは把握できるらしい。

確かに。


中国版の地球の歩き方は漢字が多くてイイ。
これがヨーロッパ版だったら、お手上げだろうな・・・。






バスを乗り継いで、かなり田舎なところで降りて、更にしばらく歩く。

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あった。

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工事中のところもあったけど、静かないいお寺。

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おそらく、この塔が玄奘の遺骨が安置されているところ・・・らしい。おそらく。

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この塔の周りを歩くと、いいことがあるらしいよ、と塔のそばにいた人に聞いたレイは、
何周もしていました。








日本人の間でも三蔵法師としてとても有名な玄奘。

中国人からすると、一僧である玄奘が日本でこれほどまでに有名なのが驚きらしいです。
確かに、空海や鑑真のように、実際に日本にやって来た僧ではないのに
接点がないように思いますが、

それほど『西遊記』という物語が日本に浸透しているということ。



日本から送られたという記念碑もあった。











ても、シルクロード・中国に入ってから、
こんなにも玄奘という人が身近に感じることはなかったと思う。

それはきっと、彼が世界旅の先駆け的な存在だからなのかもしれない。
それも、彼が訪れた町を私もいくつか通っているからかもしれない。


そう思うと、やはり手を合わさずにはいられなかった。

[2013/12/20 10:51] | 中国
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シルクロードはかなり広い範囲で広がっているし、
たくさんのルートがあるけど、


私自身の旅も、中央アジアから本格的に意識するようになった。





いろいろな文化の移行・変化の仕方・存在のちがい・・・


いろいろな変化を見るのが楽しかった、シルクロード。





もちろん、シルクロードに限ったことではなく、
旅の中で、特に陸路での移動を繰り返していると、
少しの距離、国境を越えただけで形が全然違っている様がよくわかる。






西安は、シルクロードの出発点と言われる場所。


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ここから、多くの人々がヨーロッパの方へ行商していったんですね。


あの時代はきっと、今みたいに道が整備されているわけでもないし、
車だってないし、
私がしている旅なんかよりずっと危険がたくさんあったんだと思う。




でも確実に文化が伝わり、
人々が行き来し、
交流し、
今に至っているんだなぁと、しみじみしてみました。






そんな、シルクロードの出発点と言われる場所にたどり着いた。

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シルクロードの始まりへ到着。


なんか不思議な気分。








何か聞こえてきそうじゃない?

「おい、おまえら、準備はいいか!?覚悟はできただろうな!?」

って商隊の声。

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「いってらっしゃい」

って声かけてあげよう。








とりあえず、これにて私のシルクロードの旅は一区切り。

[2013/12/20 03:31] | 中国
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西安はかつて、『長安』と呼ばれ、そこに都が置かれていた。

現在の奈良にあった『平城京』のモデルともなった街。



日本ともこうやって深いつながりがあると思うと、
中国と日本の歴史の深さを感じるし、
旅も楽しい。
中国を旅していると、思っていた以上に、日本との接点や共通点を発見できる。









宝鶏を出て、西安に着いたのは日が暮れて、夜の7時を過ぎていた。


電車の駅は、西安の旧市街・北側の城壁の外。
そして、目指す宿は、南側の城壁に位置する、南門のすぐそば。


西安の中心部は、南北3㎞、東西4㎞、城壁に囲まれている。

もう一息、頑張って移動!

市バス使うけど(笑)。






そのユースホステルに着いて、チェックインしようとすると、

『あぁ、えみりあだね。待っていたよ』

って、流暢な英語の中国人スタッフが笑顔を向けた。

は?私、予約とかしてないっすけど。なんで私の名前知ってんの?
はっ!!!もしや・・・





実は、このユース、『ある人』からメールで、『自分はここに泊っているよ』って教えてもらったところ。






でも、私がチェックインしてから、待っても待っても『ある人』は姿を現さない。
もうすぐ日付も変わるし、疲れたからもう寝ちゃおうかなー



と思ったその時、



メールが入った。


『西安に着いたの?今どこに泊っているの?何かあった?連絡して。』


そこで『その人』の携帯に電話を入れた。

が、

接触不良で通話にならず、ソッコー切られた(笑)

メールを返したけど、それからも全然連絡が帰ってこない。


ちょっと!!!!!



様子を見に談話室に下りて行こうとすると、

『その人』は、中庭で欧米人とおしゃべりしてました(笑)




をい!!!






私の姿をみとめると、いきなりテンション高くなって、ちょっと驚いて、
でも再会を喜んでくれた『その人』。




もうお分かりですね。





レイとまた再会です!!!!



張掖で別れた後、私が蘭州と成都にいた10日間、
レイは、銀川と延安を経て、西安にはもう、かれこれ一週間近くいるらしい。
たった10日間の別れだったのに、
やっぱり再会は嬉しいね。



張掖での宿泊拒否をうけ、日本人である私が泊まれることを確認し、このユースに「友達が来るよ」って伝えておいてくれたみたい。
そして、「張掖以降、宿泊拒否とかなかった?ちゃんと泊れた?」って心配してくれてた。


ホントに嬉しい。


また、泣きそうになるのをごまかすために、私はちょっとだけレイにそっけなくしてしまった。
ごめんね。









翌日、西安にどっぷりハマったレイが町を案内してくれた。

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城壁の外れではフリーマーケットなど。。

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おっちゃんの手は魔法の手。

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細かっ!!!

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『西安のオペラ』は影絵。
トルコのブルサでも似たやつあったよね。
あぁ!!うんうん!!あったあった。

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西安には『回族』という民族がいて、イスラム教徒であるかれらの町があるらしい。

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その回族料理の代表格・泡獏(ぱおもあ)。

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ナンを細かくちぎったものと肉が具のスープ。
味は、塩味が効いてて、あんまりがっつり飲めなかった。。。





でも、レイが言うには、西安の本当の魅力は、夜なんだって。

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うーむ、きれいやなぁ。

でも、ストリートライブとか、写真では伝えきれない魅力がいっぱいある(レイ談)







西安と長安。

時代も文明も全然違うけど、
『街が美しい』というのは変わらないんじゃないかな、

と、今もこうして栄えている町を見て感じた。

[2013/12/20 03:09] | 中国
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ビザ延長もしたし、もうこれ以上成都にいる理由がないので
次の町へ移動します。



次は西安。





の前に、『宝鶏(ばおじー)』という町に寄り道。


西安とは2時間ほどしか離れていないので
成都から夜行で移動し、朝到着してから夕方まで宝鶏でたのしみまっす!!






宝鶏の郊外にある釣魚台景区




封神演義で、太公望が周の文王と出会ったところとされている。

封神演義は、私が高校生の時くらいにジャンプから漫画化されていて
友達に回してもらって読んだ記憶があるけど、正直難しくてよくわかんなかった(笑)。
もう一度きちんと読み直したいなぁ。


でも、その冒頭で、
太公望が釣りをしていて、そこに文王が訊ねてくるっていう場面があったような気がする。

うる覚えだけど。


そんなうる覚えなりに、
そのモデルとなった、もしくは実際にあった場所として紹介されている場所なら行ってみたくなった。








幹線道路の釣魚台景区の入り口でミニバスを降りる。
ここから景区までは4~5㎞離れているらしい。



一緒に乗っていたお兄ちゃんが、

ぼくんち、景区の近くだから。

って言って、タクシーシェアしてくれた。



そしたら、

せっかくだから一緒に景区をまわろう!

って、わざわざ入場料まで払って付き合ってくれた。







入場口を入ると、観光客を意識した感じ。

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でも、なぜか憎めないのは、
自然がいっぱいあるのと、観光客がそれほど多くないからかな。


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あやっ!
スープ―シャンもいるやん!

いいね。
テンションあがってきた。







とりあえず、彼の案内で奥に進んでみる。

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干支。




ぼく、これ。

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らしい。

ウサギかぁ。

ん?年下かぁ?


彼は、歌手活動や絵をかいたりしていると言っていた。
なかなかイケメンである。







奥はダムのようになっていて、なかなかの景勝地だった。

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もっと奥まで行ってみたかったけど、
西安に行くことを考えて、30~40分くらい歩いたところで戻ってきた。

峨眉山山下りで、足の具合もあまりよくなかったし。





歴史的な場所だけあって、お寺には太公望が祭られているところもあった。







そして、釣魚台

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おぉ、あれが太公望が座って魚釣りをしていた場所かぁ。

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なんていうか、こんな、はるかはるか昔の出来事があった場所に今立てるのが感動。
トルファンでも同じこと考えたけど。


そういえば、日本の長野県にも、
浦島太郎が晩年を過ごした場所があったっけ。
『寝覚ノ床』って言ったかな。
昔、ふらりとドライブしがてら行ったことある。
ふらりとっというような距離でもないけど。
けど、似てるなぁ。






それにしても、周の時代から、つまり紀元前1000年よりも前からここにこんな大きな岩があって、
今なおここに同じように存在していることがすごいな。


ここで文王と出会ったんだね。

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魚釣りが大好きだったという、太公望。





ん??

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太公望やん(笑)

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現在も、ここには太公望の姿がたくさんあった。



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いやー、けっこう満足。






一緒にまわってくれた彼にお礼を言って、私は歩いて幹線道路まで戻った。

ひたすら畑の真ん中に通った一本道を歩く。

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なかなかのどかで好き。




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確かに静かな場所だなぁ。









こんな感じで、満喫できたので、
こんどこそ西安に向かいます。

[2013/12/20 01:10] | 中国
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私は中国にはノービザで入国した。
中国国内で延長するつもりでいたから。





でも、ノービザからの延長となると、手続きしてもらえない都市の公安も多い!?
しかも最近になって延長のシステムが変わったところも多いらしい!?
ビザの期限を過ぎて滞在するとなると、
不法滞在とみなされ、ペナルティーとして一日あたり100ドル支払わなければならない!?




じぇじぇじぇ




しかも新疆から入りある程度の都市も回っておきたいという気持ちも同時にあって、
そんなわがままを満たすためには事前の情報収集とルーティングが重要だった。





ビザ延長は、雲南省の公安や、四川省の楽山という町で比較的簡単かつ短時間でできるという情報だったけど、

雲南省はちょっと遠すぎる、

だから最初は楽山で延長しようと思っていた。





少し前にノービザから延長を試みた、エジプトで会ったなっちゃんに相談してみた。



楽山は2日でできたっていう人もいるけど、一週間かかったっていう人もいるし、宿泊証明書がいるっていう人もいたけど、いらなかったっていう人もいて、結局は担当者によって対応が全然違うから、ハイリスクハイリターン。

成都は、クレジットカードのコピーと宿泊証明書があれば1週間かかるけど確実








少し悩んだけど、
どうせキルギス出国~カザフスタン~中国(新疆・甘粛省)15日間はかなり駆け足で回ることが想定されていたし、
ここでゆっくりするのもアリだな、
成都周辺の見どころを周りたいなと思っていたので、

1週間かかるけど確実な、この成都で延長することに決めた

なっちゃんの詳細な情報が、私の延長をかなりスムーズにさせてくれたと思う。





ちなみに、西安でも延長はできるけど、
そのときは確実な情報がなかったので成都を選んだ訳だけど、
西安では通帳の残高証明が必要だったらしく、
中国国内のATMでは残高証明の発行ができないところが多いらしい(自分では確認していないけど)ということを後で知った。

結果的に成都を選んでよかったと思ってます。







蘭州から成都への22時間の硬座はたしかに辛かったけど、
気持ちは確実にビザ延長に向いていたので、
滞在可能期限前日の午後に成都に到着した私は、
ゆっくりするのもそこそこに、荷物を置いてすぐ、
レセプションでビザ延長に必要なものを確認し、そのままビザオフィスに出向いた。






オフィスは17時までやっているけど、
私が到着したのは16時ごろ。



うん、大丈夫。





窓口ではいろいろとたらいまわしにされたけど、なんとか手続き開始。

でも、ビザ取得後の日程表を書き込んでいるとき、

「もうすぐ受付時間終わりだから、早くして。もう、途中でもいいから、それで提出して!」
って、出国までのルートがしっかりかけていない状態で用紙を取り上げられてしまった。
さすが、外国。

大丈夫かいな??


これで、ちゃんと書けていなかったから、ビザは延長できないとか言われても困るんですけど!!




その後も『あそこの窓口に行って』
と言われたところがよくわからなくて近くの窓口で聞いたら、ここで対応するって言われて手続きしてもらったのに、
受付で
「あそこの窓口に行けって言ったでしょ!」って怒られたり、
いやいや、私聞いたらここで対応するって言われてやってもらったんですけど!
って言い返しはしたけど、
ここで揉めてビザもらえなくなると困るので、怒りをこらえ、一応下手に出ておきました(笑)。





結果的には、無事にビザ取得できたのでよかったー。








≪ビザ延長の申請に必要なもの≫

・パスポート
・パスポートコピー(顔写真のページ)
・ビザページ(入国スタンプ)のコピー
・宿泊証明書
・申請書(窓口でもらえる)
・旅程表(窓口でもらえる)
・160元(受取日に支払う)



コピーはビザオフィスの一階でやってくれます。一枚5角
所要5営業日
申請中はパスポートは預ける形になります。パスポートコピーとビザ申請時にもらえる受取証を携帯していれば、電車のチケットを買ったり、省内の宿泊施設には宿泊できるようです。
申請時、クレジットカードのコピーが必要という情報でしたが、私の時は求められませんでした。









そんなわけで、無事に取得できたので成都とはおさらば。
もともと、ビザ延長と峨眉山だけが目的だったので、
目的を達成した今、もうこれ以上成都にいる理由がないので
次の町に出発!!!

ビザも30日のしかないうえに、
この延長期間での7日間はもう使ってしまっているので、正味あと3週間。

次行きまーす!!!

[2013/12/20 00:22] | 中国
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中国の名山のひとつ、峨眉山


蘭州の街頭テレビで、その輝かしい景色に魅せられて行くことを決めた。
輝いていたのはテレビ画面だけじゃないと信じつつ。。。








峨眉山は頂上付近までシャトルバスで行くことができる。

なので今回は、
『山登り』ならぬ『山下り』



シャトルバスで一気に上がって、頂上付近で一泊し、
翌日頂上まで行ってから、徒歩で一気に下山する作戦。




登りより下りの方が楽に決まっている!!
重力に逆らう方がしんどにい決まっている!!!
膝が笑う?
笑いたいヤツは勝手に笑わせておけばいいさ。




そんな甘っちょろい考えが、この峨眉山で裏目に出た。











成都から峨眉山市まではバスで2時間半。
そこからローカルバスでさらに30分。



入り口付近をほんの少し散策し、

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シャトルバス乗り場に到着したのがすでに16時だった。


そこで一人の中国人の青年・ジャックに出会った。
彼も頂上付近で一泊し、翌朝頂上まで行ってからバスで下山してふもと付近を散策するという。
とりあえず、明日の朝まではルート一緒だねーって、意気投合し一緒にバスに乗り込んだ。


頂上付近のシャトルバス停留所・雷洞坪駐車場に着いたころは、もう日が暮れかかっていた。
おまけに、しとしと雨が降っていて薄暗い。




とりあえず、ここ、峨眉山にあるお寺では宿坊があるらしく、しかもお手頃で泊まれるらしいのでそこを目指す。
山を登ること30分。
一緒のシャトルバスだった中国人のおばあちゃんとおじさんの親子も一緒に目指した。






近くのお寺では、その時、住宿は受け付けていないみたいで、
ジャックとおじさんが近くの招待所の客引きと交渉してくれて、安く泊まらせてもらえることになった。

3ベッドの部屋を4人でシェア。
私とおばあちゃんで一ベッドをシェア。




ただ、中国の宿では外国人の宿泊ができないところが多く、
特に招待所ではそういうケースが多いらしいということは知っていた。
招待所っていうのは、すごく安いローカル宿泊施設で、設備も整っていないことが多い。
だから、中国では、それよりも安くてきれいで設備が整っていて外国人でも泊まれることが多い国際ユースを目指して旅していた。


チェックインの時に『外国人宿泊不可』もしくは『日本人宿泊拒否』されたらどうしよう・・・。



ジャックにそっと相談してみると、
「峨眉山の入場料を払ってここに入っているんだから、泊まれないなんてことはないんじゃないかな」って返事が返ってきた。
そういうもんかな・・・。



チェックインの作業は、
おじさんがIDを提示しただけで、『おじさんとその家族』みたいな簡単な扱いにされていた。
おじさん以外のIDはチェックされなかったし、
私もパスポートを提示するということはなかった。
『口を開かなければ中国人と思われている』
初めて役立った・・・と言っていいかも。




あっけないほど簡単で、ほっとした。








夕食は、おじさんとおばあちゃんが、持っていた饅頭や燻製鳥や漬物を「一緒の部屋になったんだ、みんなで食べよう!」って振る舞ってくれた。
せっかくなので頂いたけど、
朝から卵ボーロしか食べていなかった私は、ホントに心にしみた。



おばあちゃんくらいの年代の方の中には、それこそ「反日感情」を持っている人がいてもおかしくない。
なのに、日本人と分かっていながら部屋をシェアしてくれて、
ご飯を分けてくれて、
同じベッドで寝ることに嫌な顔一つされなかったことが何よりもうれしかった。

部屋はすごく寒かったし、シャワーもなかったけど、
すごく温かい気持ちで眠ることかできた。








翌朝、私とジャックは頂上で日の出を迎えようと早起きした。
でも、霧がひどく、頂上で霧が晴れているとは思えなかったし、この霧の中かつ真っ暗の中を進むのは難しいと判断し、少し明るくなるころに出発することにした。





頂上までは山道を2時間ほど歩く。



自称晴れ男のジャックのおかげで、頂上では霧が少し晴れていて、

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金ぴかのお寺がまぶしかった。

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金ぴかのお寺は普通なら「悪趣味だなぁ」なんて思ってしまうことも多いけど、
でも、真剣に祈る人の姿を見ていたら、
むしろ、「神々しい」とすら思えてきた。
ふしぎ。

仏さんって、やさしい顔してるんだなぁ。

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思えば、大きな仏教寺院を見るのも、この旅では初めてかも。
敬虔かどうかは別にして、自分の慣れ親しんだ宗教があると、すごく落ち着く。
祈り方や仏さんの顔が違っていても、
やっぱり全く別物とは思えないふしぎ。

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頂上から下山し始めたんだけど、
すれ違う中国人観光客から、
「下にサルがいるらしいよ!!食べ物とかとられないように気を付けて!」って教えてもらった。


「サルが見たい!!!」ってはじゃぎながら降りていくジャック、
君が一番サルみたいだよ・・・。

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野生のサルに食べ物を与える中国人観光客たち、
これってホントにいいのだろうか・・・??

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昨日降りた雷洞坪のシャトルバス乗り場まで着き、
ジャックはここからバスで下山するという。
北京のテレビ局でプロデューサーとして働いている彼は、休暇で成都に来ていて、
今日の電車で西安を経由して北京に戻らないといけないと言っていた。

いろんな話聞かせてくれたり、いろいろと交渉したり話してくれてありがとう。
楽しかったよ。









ここで別れた私は、下山を続けることにした。
でも、ジャックが言うには、ふもと付近の万年寺シャトルバス乗り場までは13時間以上かかるという。
そして、峨眉山のバスターミナルから成都行のバスの最終は17時とか18時とか。


ま・・・まじ?

けど、途中にお寺が点在しているから、陽が暮れかけたらそこに泊めてもらうことにしよう。







晴れ男・ジャックと別れた直後から、霧がひどくて

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まさに
『仙人が出そう』な景色。

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もっと天気がよかったら絶景なんだろうなぁと思いつつ、
霧がミステリアスな雰囲気を醸し出していている。

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こういうの、中国っぽいよな(笑)

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道は整備されているし、
案内表示もあるし、
たまに徒歩で登っている人たちとすれ違うから
あまり心細いということはなかった。

とりあえず、
どこまでも続く階段を下って、下って、下って、たまに登って、また下る
を繰り返すのみ。

無の境地

とまではいかないけど、
いろいろと自分と向き合うことは多かった。



何で峨眉山歩いてるんやろう?
山とか、歩くのとか、基本的に嫌いなのになー。

もうすこし、あと何キロって目星が付くたびに
今日中に万年寺まで行けるんじゃないか、
そうしたらもう今日中に帰ろう!っていう方に気持ちが変わって行った。
とにかく疲れてたし満足してた。
そう思うと、休憩の時間も、ご飯の時間ももったいなくなって、
お寺を参拝する以外、ほぼノンストップで進んでいった。







万年寺に着いたのが15時ごろ。

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観光客であふれる万年寺を見たら、

もぅ、帰ろう

って決めた。




そこからシャトルバス乗り場までさらに1時間。
ここがとにかく辛い。

足が限界にあって、
しかも何キロくらいあるのかさっぱり分からない。



バスに間に合うのかも不安。

でも、シャトルバス乗り場が見えた時は、ホントに力が抜けた。






里にはホッとする。

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結局、その日一日で40㎞は歩いたことになる。
時間にして、ノンストップ9時間




朝、招待所を出発してから20㎞くらい進むと、とりあえず疲れてくる。膝が笑い出す。
30㎞くらいで、足が痛くなってくる。
そして40㎞で、関節が動かなくなった。



RPGみたいに一日中、一晩中、歩き続けるなんてのは、
ホントに無理なんだって
人の体は無限じゃなんだって、40㎞の下山が物語っていた。





ようやく峨眉山のバスターミナルについて、成都行のバスに乗ったけど、
それから関節が完全にかたまってしまった。
膝を動かしたい、でも動かせない。



成都に帰還し、ベッドに上がってからの方が辛かった。
その晩は体中が痛くて、
足を一ミリでも動かそうものなら、痛くて目が覚める。
寝返りが打てないというのも人生初の経験。
翌日には足の痛みだけになったけど、3日間、階段を下りることができなかったし、ベッドから動くことも難しかった。







峨眉山下山、

ホントに甘く見てました。





でも、それ以上にいい経験と出会いと景色に出会えた気がします。

[2013/12/10 12:07] | 中国
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蘭州から22時間、『硬座』と言われる、リクライニングもしない、狭い狭い、硬い硬い椅子に腰かけ続け、
成都にやってきました。

ビザ延長のためですが
このビザ延長の話はまた改めてしたいと思います。







宿にチェックインし、あてがわれたドミに入ると
中国人の大学生の男の子が3人いた。


彼らは休みを利用して南寧というベトナムの近くの町からやってきたみたい。




私は漢字での筆談なら多少は中国人と意思疎通は図れるけど
中国語は話せない。

彼らも英語はほとんど話せないみたい。




でも、彼らは、私が日本人とわかると、反日感情をむき出しにするどころか、
とても親日的で、
日本のことにすごく興味を持っていろいろ聞いてくれた。

『日本のどこに住んでいるの?』
『日本は今寒いの?雪降ってる?』
『日本人は英語しゃべれるの?』
『日本でおいしい食べ物って何?』
『いつか、日本に旅行に行きたいんだけど、どこの町が一番面白い?』



彼らは、自分たちの知っている単語を駆使したり、ネットの翻訳機能を使って、たくさん話をしてくれたし、
すごく仲良くなることができた。

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彼らは、これ、美味しかったから食べてみて!と言って、たくさんお菓子やフルーツをくれた。
年下の男の子たちからいっぱいもらうのも申し訳なくて、
私も持っていたフルーツやお菓子を渡すと
すごく照れくさそうに笑っていた。






ある日、『これから友達とお昼ご飯を食べに行くんだけど、よかったらぜひ一緒に行かない?』
と誘ってくれた。


ありがたく誘いに乗ると、

中国人の学生たち、総勢13人で近所の食堂に向かった。


こんなに人数いると思わなかった(笑)




中国人は美味しい中華料理をいっぱい知っている。
彼らが注文してくれた料理はどれもおいしくて、
なにより、みんなでワイワイ食べるのがすごく楽しかった。

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彼らが私よりも先に成都を出た日、

『南寧に来ることがあったら教えて。また必ず会おうね』といってメールアドレスを教えてくれた。



その笑顔はとってもキラキラしていた。









張掖のユースで宿泊拒否されたり、
タクシーの運転手に「日本人かよ。ケッ!」って言われたり、
上手くいかないなと思うこともいっぱいあったけど、
やっぱりこうやって興味を持って話を聞いてもらえたり、
国境を越えて仲良くなれると本当に嬉しい。




社会の問題はいろいろあるけど
これからの時代を背負っていく若者が、こうやって先入観なく見てもらえると、
情報に振り回されすぎす各個人のフィルターで見てもらえたり接してもらえると
日中間の未来は決して悪いものじゃないなと思えてくる。





日中間だけじゃない。
日本も、世界のいろいろな国に対して、情報や先入観で判断してしまうことも少なくないと思う。



でもやっぱり旅に出て、自分自身が実際に接してみて
いい意味で裏切られることがすごくたくさんある。
それが私の旅に出て得られた財産の一つだと思う。




って、以前にも書いたかな。

[2013/12/10 11:44] | 中国
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