東へ東へ・・・目的地は、ずばり『日本』!
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こちらの記事もあわせてお読みください。
  犬に噛まれた!!
  犬に噛まれた②
  犬に噛まれた③






入院した日から3日後。
狂犬病暴露後接種2回目のこの日。





前回、病院で一回目の接種後、2回目のワクチンはここで受けますか?って聞かれた。
でも、予定が確定していなかったので、『どこで受けるかは、まだわかりません』って答えた。

まだプラハに滞在していたこの日の前日の晩、保険会社に電話してどこの病院に行けばいいのか確認。
でも、『明日ご連絡します』と言われた。




翌日、保険会社に確認すると、

『前回の病院ですでに予約されていたようですけど・・・』




って、そんな話知らないしー。
病院のスタッフ、そんなこと一言も言ってなかったよーっ



その病院の対応時刻に間に合わなかったため
別の病院を紹介してもらった。


今から1時間後の予約。



そもそも保険会社から紹介される病院ってのは、郊外(観光の中心地から離れている)にあることが多く、
実際にどれくらいの距離があるのかわからず、交通機関の運行状態も分からない、その地に不慣れな旅行者に1時間で行くっていうのは、

これしか残された道はないのであります。





必殺タクシー!!






保険で降りる(はず)だからいいけど。






タクシーつかまえて行ってもらう。



びゅーーーーーーーん








20分後、ここだと降ろされた病院の窓口へ。


えみりあ:予約したえみりあですけどー
受付嬢:え?
えみりあ:え?





ここじゃないーーーーーっ(涙)!!!





正しい場所はここから1キロほど離れたところらしい。




ちょーーーーーーーっっっっとーーーーーー!!!!!




もうタクシーどころかバスも車さえも走っていないので、
自分が走るしかないっ





炎天下の中、猛ダッシュ!!!


予―約―にー遅―れーる――――








全身汗まみれ。
ぜーはーぜーはーしてなんとか受付しますた。









約束通り、ぶちゅっと一本注射して終わりやった。

心配していた眠気はかけらもなく、


ピンピンしながら宿へ戻った。







つづく。
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[2013/06/26 21:55] | チェコ
トラックバック:(0) |
私たちがプラハ到着した一週間くらい前に、プラハを流れるブルタヴァ川の洪水があったみたいで、被害もかなりあった模様。
到着してからも少し雨が降ったりしてたので、また洪水になったりするのかなと心配したりもしてたけど、
街は水も引いてたし、
地下鉄や橋も一部封鎖されていたところはあったけど、ブラハ到着翌々日にはほぼ回復。

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カズさんはプラハは二回目だそうで、
いろいろガイドしてくれた。










まずはカレル橋

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色んな銅像が建っている。
中でも有名なのがこれ。

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触ると幸せになれるるんだとか。
私もあやかっといた。

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旧市街はちょっとだけ迷路みたいで、
カズさんのiPodtouchの地図が大活躍。
いまどきこーゆーの必需だよなぁ。






教会はゴシック調の建物と

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タマネギ教会が混在。

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西ヨーロッパの文化と、ロシア文化の交差点・東欧を強く感じる。








シナゴーグも立派。

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そういえば今までの国で見てきたシナゴーグはどれもひっそりと建っていた。
ここ旧市街はユダヤ人街に位置する。




そして『プラハの春』の舞台になったところ。

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ここでバグパイプでamazinggraceを演奏している人がいてなんか思わず足を止めたくなった。

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ブラハの街はやっぱりスペインとは雰囲気も違う。

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そしてプラハ城

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ゴシック調の教会は、年季を感じる。
街の古い塔なんかもそうだったけど、黒くなった建物は歴史を感じるなぁ。
同時に威厳も感じる。

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中はステンドグラスがきれい。

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ブラハの街は、観光客であふれかえっていて、
韓国人ツアー客の多いこと!
もちろん日本も。



この日は、おにぎりを持ってきて、カズさんとピクニックしましたー。
たのしい。

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プラハは『千塔の街』って言われてて、それくらい塔がニョキニョキたくさん建っている。
うーん、千は行かないかな。

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でも、オレンジ屋根の街並みっていいね。

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プラハにひとりでなくてよかったと心から思った(笑)。

[2013/06/26 21:45] | チェコ
トラックバック:(0) |
プラハには人に会いに来ました

しかも男性ですよ。






ふふふ。








しかも、この旅で一番会いたいと思っていた人かもしれないです。









ふふふふふ。
















旅に出る前、当然だけど、不安でいっぱいだった。
自分には未知の世界すぎて、めちゃめちゃビビってた。






不安を消そうと、旅をしている人のブログや本やいろんなものを見てはいたけど、
至った結果が、『世界一周を現在進行形でしている人とつながりたい!』

未知から間接的にでも知っているものがあることでずいぶん不安が和らいだことを覚えている。





この彼に一方的にメールを送り、旅の不安や、いろんなことを話し、アドバイスをもらい、
FBで友達になってもらった。




私も旅がスタートし、いつか旅の途中で彼と実際に会って話がしたい。



そう思うようになっていた。

実際に会う事が、私の旅の大きな岐路になるような気もしていた。









私は東回り、彼は西回り。




彼は私よりも半年以上早くアフリカをまわっており、次は南米に行こうかなーなんて話も聞いていたので、もうこのこの旅では追いつけないかもしれないと思っていたけど、
彼が西アフリカをまわり、その後ヨーロッパを再びまわり始めた。


そのころ私は南アフリカ。
この後はトルコから東へ。

彼はヨーロッパの後、アメリカ大陸へ行くだろう。




ならば、モロッコからトルコに入る途中しかもうチャンスはない!!!






初めてメールを出した時のように、ラブレターを渡す少女のように、ドキドキしながらメールを送った









『会いたいです








『いいてすよ』と気さくな返答がすぐに帰って来た。
それから、いつ、どこで会うかという連絡を取り合い、




プラハで会うことになったのだ。



これぞ、プラハの春。




意味違うけど。













『世界ウォーカー』のカズさんです!!!


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彼の名言:『チキンは裏切らない』







会った日、私は狂犬病の追加接種のため病院に行くことになり、

でも、着いてきてくれて、
そのまま入院することになったけど、
嫌な顔一つせず、お大事にって言ってくれたカズさん。



めっっっっっちゃ嬉しかったです。







しかも、この日はカズさんの旅に出て1300日目
1300日だよ!!!
すごい!
しかもそんな素晴らしい日にお会いできるなんて!!!って感動していたけど、
結局入院という事態がそれを許さなかった・・・






きーーーーーーーっ!!!
くやしい!!!
カズさんごめんなさい。






心優しいカズさん、お祝いは翌日に回してくれた。
1301日目になっちゃってごめんなさい。



記念日にはいつもごちそうを食べるというカズさん。

この日は、ミックスグリルとチェコビールとワインで乾杯。
すごくおいしくて、大盛りでおなかいっぱいで、マジで苦しかった・・・。

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カズさんおめでとうございます!!!


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カズさんと会えたことが私の旅の大きな通過点になっていると思います。
たくさんの旅の話をすることができて楽しかった。

これからも私は私の旅を突き進んでいこうと思います。

[2013/06/17 05:29] | チェコ
トラックバック:(0) |

ありがとう‼
カズ
いや〜こんな大々的にブログに載るのは恥ずかしいなぁ〜、こんなことなら散髪とか行っときゃ良かったf(^^; 記念日の豪華な食事が自炊ってのも恥ずかしいけど、楽しかったねー‼いや〜本当わざわざ有難うね、また良い旅続けてね^^

Re: ありがとう‼
えみりあ
≫カズさん

返信が遅くなってすみません。
こちらこそ会ってもらえてうれしかっです。すごく楽しかったし。
カズさんもよい旅を!!
またいつかどこかで会いましょう!

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犬に噛まれた事件の続きです。

こちらも参照
  犬に噛まれた!!
  犬に噛まれた②









次の町、チェコのプラハに着いた。
到着してすぐに保険会社へ連絡。

保険会社には、スペインでは全く狂犬病のワクチンが打てなかったこと、チェコに行くということは連絡していた。






スペインでこれだけ狂犬病のワクチンが手に入らないところを見ると、
スペインは狂犬病の蔓延率がほぼゼロなんじゃないかと思うのですが、
保険会社が言うには、「海外で犬に噛まれた場合、日本で事前接種していても2~3回のワクチン接種が求められてます」とのこと。
大事に大事を重ねて。
何気に飼い犬かどうかも分からんし。
あの犬が狂犬病持ってたかどうかなんても分からないし。








医療通訳さんが来てくれることになった。
彼女の話によると、チェコでは狂犬病はまれな感染症だけど、チェコ人は犬に噛まれたらまず病院に行きワクチンを打つのは一般的なことなのだという。
なので、この病院もその対応は非常に手馴れていた。







しかし、狂犬病のワクチンは非常に強い薬らしく、副作用が出ることもあるので











一晩入院してください。












と。











ま・じ・?














日本の予防接種の時みたいに、一本ブチュッと打って終わりだと思っていただけに
予想外の展開に驚きを隠せない。









結局、もちろん入院して打ってもらうことにしたんだけど、
強い薬なだけに、数回に分けて少しずつ打つ。

両腕とおしりに時間差で打たれる。






これが痛いんだ―っ!!






しかも、病室のベッドにカーテンなんてないから、同室の人に私のかわいいお尻が丸見え。



乙女心はまだ捨てちゃいないよ!!
でも、スクリーンくらいは用意すべきかと思うのですが。











そして、実は夕べからせんべいしか食べてなくて、水も飲んでなくて、
それでこの日の初めてのご飯=夕食がこれ。


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パンに、ハムに、りんご・・・。


日曜日は簡単に済ませる日らしい(惜しいことをした)







いや、立派な病院に無償(保険)で入院させてもらえ(立替だけど)、
ふわふわのベッドで(夕べは空港のベンチで横になれないまま空港泊)寝れて、
お茶まで出てくるし
ご飯まで出てくるし、
パジャマも洗濯しなくていいのは、
感謝せねば(涙)。







注射を数本打って、ご飯を食べたら、
薬の作用からか、
移動の疲れと睡眠不足からか、
モーレツに眠くなって、




夕方6時から翌朝8時まで爆睡。




でも、朝は全然起きれなかった。




看護婦さんが夜中に巡視に来ていたのかどうかも知らない。

寝る前はあと一本注射が残ってるって言われたけど、それを打ったのかも知らない。











でも、チェコは、狂犬病の対応がしっかりと整っているということを実感。
中欧ヨーロッパは、ヒトの狂犬病の発症例がごくわずかながら報告されている(らしい)だけあって、
対応がマジでしっかりしている。


でも、医師の診断書には、『全5回のワクチン接種が必要』って書いてあった。
日本で事前接種をしていても暴露後の接種はしないといけないのは同じだけど、
その回数に差があるからね。
この辺は国の見解の違いなんでしょーか。




もしも狂犬病ワクチンを求めるなら、
そういう国に行ってからやるといいかも。

そして旅程に余裕を!




というわけで、無事に記念すべき第一回目の暴露後接種は完了。




つづく。

[2013/06/17 04:59] | チェコ
トラックバック:(0) |
前回の犬に噛まれた事件の続きです。









保険会社に、先日行った某病院で、ワクチンないのに診察代だけ取られたので請求行くかもですーという報告のついでに、
別の病院でワクチンを打ってもらうことはできたけど「病院にはこの注射一本きりでいいから」と言われたと話すと、
やはり日本で旅前に予防接種を打っていても1年以上経過しているのであれば3回打った方がいい(1年以内であれば2回)と言われました。





で、2回目の注射を打った方がいいであろうというこの日、
保険会社から『狂犬病の対応として提携している病院』を紹介され、
「パスポートだけは持っていくように」との話で行ってきた。





観光地である旧市街からはずいぶん離れた、いわゆる『新市街』『住宅地』の中にある医療機関。


日曜日ということもあり、緊急外来へ行くようにとの保険会社からの指示通り
パスポートと海外旅行保険の保険証を握りしめて病院の受付へ。





えみりあ「予約してきたえみりあですけど。」
受付嬢「あぁ、まってたわ。」




スペイン語しか話せない受付嬢。
日本語と基本的な英語しかできない日本人。





開口一番








受付嬢「ワクチンはどこ?」











はぃ???






ひょっとして・・・








「この病院には狂犬病のワクチンはない。」




って言ってる――――――!!!!!?????




いや、これは聞き間違いではないぞ。
これくらいは理解できるぞ。









受付嬢「持っていないなら接種できないわ。薬局で買ってきて」











はぁ~~~!??マジで!?こっちで用意しないといけないなら事前に言っとけ!

ってか、狂犬病対応病院のくせにないって・・・どないやねん。








保険会社に確認したいから電話させてって言っても
受付嬢は言葉が分からないフリ
英語ができるスタッフが出てきたけど、話すり替えられる。














怒・怒・怒







自分で何とかしろってか!!!






汗だくになりながら、周囲の薬局を駆け回ること5件。
薬局はどこも、ここにはない ときたもんだ。




仕方なく、病院に戻って相談すると、「ないのであれば対応できない」とよその病院を紹介してくれた。













その病院は、そこから徒歩20分。
大学病院みたいな立派な病院だった。

受付で「狂犬病のワクチンある?」って聞くと、






あるある!!!






と大慌てで処置室へ。



英語のできるドクターと話をして、これまでの経緯などを話すと、





「この病院でも狂犬病ワクチンは扱っていない。
この国では狂犬病はあまり蔓延していないからあまり手に入らない。
打つなら破傷風のワクチンで十分だね。
って、キミ、3日前にもう打っているんじゃないか。
次は来月と来年打てばいいよ!」









はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!????



今何つったよ!?







あの日、病院で打ってもらう前に、注射器片手に持った医療スタッフに
「これって狂犬病ワクチンだよね」
って何度も確認して、そうだと何度も言われたのに、

あれは破傷風のワクチンだったってこと!?

















泡吹いて倒れるかと思った。









この数日は一体なんだったのか・・・。















破傷風のワクチンは日本で事前に受けている。
それでも今回の件で追加接種が必要なのかどうかは現場の判断なのかもしれないけど、

あの日、打ったワクチンが破傷風ならそうならそうと言ってほしい。







この国では狂犬病の蔓延率が低いのかもしれないけれど、
飼い主が誰かも分からない、首輪もしていない犬に噛まれ(この犬に狂犬病の予防接種歴があるかも不明)、
狂犬病の報告があるアフリカ大陸のそれらの国に近い地であるこのアンダルシアで、
その可能性がないとは言い切れない。

日本では狂犬病の蔓延率はかなり低いので、野良犬に噛まれても特にあわてることは少ないけど、
スペインがこれだけワクチンを病院が持っていないところを見ると蔓延率も低いということなのかもしれないけど、
実際のところ、それらを知らない以上、何かしら対応をしっかり立てたいというのが事実。
たから保険会社に相談するのであるし、
保険会社側もワクチン接種を勧めるわけ。











号泣寸前。














しかし、この日の夕方にはすでにフライトが控えていたため、
保険会社に文句言って連絡し、
次の町で次の対応をしてもらうことにした。











しかしまぁ、これもまた大変だったんだぁ。




つづく。

[2013/06/17 04:45] | スペイン その4
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二回目のハンガリー滞在の時に出会った、まなみさん

彼女が、今回、スペインに短期で旅行に来ていた。





彼女と連絡を取って、
彼女がセビリャに到着したという夜、
まなみさんと、まなみさんのお友達のあいさんの三人で
バルに行ってきた。

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まなみさんは相変わらずキラキラの笑顔で
バルで今までの旅の話や、スペインの話なんかをした。
時間があっという間だった。





まなみさんがお土産にと、日本のお菓子やカレーを持ってきてくれた。

まじ、感謝。






そして、前回会った時にたくさんの「世界一周」旅行者に会って、
こういう旅もできるんだって、

本気で世界一周を考えていたっていうこと。

すごく驚いたけど、すごくうれしかった。






ハンガリーのあの日、私とまなみさんと何人かがケンさん(ダハブ以降時々一緒だったあのケンさん)からもらったミサンガ、
彼女は足首にまだしっかりとつけていた。



彼女の願いが叶いますように。








ありがとう。

世界のどっかでまた再会しましょう。

[2013/06/17 04:26] | スペイン その4
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今日は狂犬病の話をしたいと思います。



『狂犬病』は数年前にニュースにもなり、今でこそ日本でもそこそこの人が名前くらいは知っているくらいの感染症ですが、10年前はそうでもなかったんですよね。



10年前、私は3週間くらいインドに行った。
それが私にとって初めての『バックパック旅行』であり、『旅』だった。
今もそうなのかはわからないけど、当時は町がよく停電していて、
帰国3日前、バラナシのその日の夜も停電した。
たまたま外出していて、停電の中、友達のインド人の携帯の明かりだけで薄暗く狭いバラナシの路地を歩いて帰るところだった。
不意に何かを踏んだような感触があった。
直後、足元で『ギャッ!!』という鳴き声が聞こえ、
そのまた直後に、ビーサンを履いていた私の足の親指の先に痛みが走った。
急いで宿に戻ると電気が復旧し、足を見ると、
何かの小動物に噛まれたような跡と出血。
すぐに洗浄し、消毒した。
帰国し、機内で配られた黄色い検疫の紙に小さく、この出来事を書いておくと、
空港で名指しで呼ばれた。
「狂犬病の感染もありうるのですぐに空港の病院でワクチン打ってもらってきて!」
言われた病院に行くと、狂犬病ワクチンはうかつに打てるものではないので地元の病院で相談してくださいと言われた。
地元の病院で相談すると、
「狂犬病?聞いたことないなぁ。大丈夫っしょ!!」と言われ、
それから10年経過したけど、今のところ体に何の異変もない。




あの時は無知だった。
そして、ラッキーだった。
でも、次はどうかわからない。



人は学習をしなければならないのだ。




狂犬病は発症率50%、発症後の死亡率100%と言われている。
今回旅に出る前に予報接種は受けてきたけれど、
万が一狂犬病の疑いがある動物に噛まれたりした場合、それでも追加接種が必要となる。
ただ、発症していない限りは、保菌しているのかどうかがわからない。
そして、ここは海外であり、そして日本ではなじみの少ない感染症なだけに、より不安が増す。







セビリャを拠点に滞在7日目。
一面のひまわり畑を見たいと思ってカルモナという町を目指した。
バスで1時間弱で着いたカルモナの周囲には、ひまわり畑は全くなし。

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仕方なくカルモナのもう一つの名物『白い町』を楽しむことにした。

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白い町を散策していると、もふもふの可愛い犬。

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手を出すでもなく、ただ少し離れて写真を撮って立ち去ろうとしたとき、
ものすごい勢いで吠えられた。

なんだよっ!!犬までチップ求めてくるの!?

すると道の向こうから知らない犬が吠えまくって加勢。
そして・・・








がぶっ!!!










っと足噛まれた!!!
この日に限ってワンピースで素足だったんだよね…。
キズは小さいけど、出血あり。





Oh!狂~犬~病~~~!!!






すぐにセビリャに戻り、宿で紹介してもらった病院へ。
『犬に噛まれた。狂犬病のワクチンください』ってスペイン語で書いたメモを見せると、「コイツ、犬に噛まれてワクチンくれだって。ププッ」って(バカにしたように)笑われ、「診察券がないなら受けられません」って(謎の理由で)追い返された。

次に行った病院も「ここには狂犬病のワクチンはないのよ」と言われ、
町で一番立派であろう病院に行くと、診察時間外と拒否。


翌日、再び行くと診察はしてもらったものの、最終的に、「この病院には狂犬病のワクチンはない」と。それならそうと受付の時点で教えてくれよ!!なのにバカ高い診察代は取られた(保険きいたけど)。

どうしても打ちたいならと紹介してもらった『ワクチンセンター』に行くと、そこは動物のためのワクチンを扱っているところ。私は犬かっ!!!




噛んだ犬は飼い主がいるかどうかも分からず、狂犬病の少ないスペインと言えども決してそのリスクがないわけではない。




ここまで来ると、私の命は笑われるほど軽く、容赦ないスペイン語でまくしたてられ、英語のできる人も病院にはおらず、2日間さまよって、結局は動物用のワクチンを紹介されるということに泣けてきた・・・。あたしってこんなもん・・・?
見かねて教えてもらった『ヘルスセンター』みたいなところに行くと、そこは市役所の厚生課みたいなところで、英語ができるスタッフがとても親切に隣の市民病院みたいな小さな病院に連れて行ってくれた。そこには念願の英語のできるドクターがいて、「スペインでは狂犬病のワクチンは一般的ではないんだよ」っていいながらも接種してくれた。


接種はこの一回だけでいいらしく、診察代もワクチン代も一切無料だった。



すごく大変な二日間だったけど、ほっとしたし、どっと疲れも出た。



正しい知識・予防・判断・・・
自分の身を守れるのは結局自分って、改めて思った。
そして、今は犬が怖い!



しかし、この話には続きがある。



近日公開。

[2013/06/11 20:26] | スペイン その4
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モロッコにいるとき、一人の久しい女性から連絡が来た。


『えみりあちゃん、私今度モロッコ行くんだけどー』


その時期はもうモロッコを出る予定でいたのですが、
スペインからジブラルタル海峡を渡ってくるという彼女と、「じゃあ、アンダルシアで会いましょう」ということで約束。
そして感動の再会を果たしました。



ゆうこさんです!!!
ウシュアイアでゴールデンコンビを組んだゆうこさんです!!!

一時帰国した知ときも銀座で会ったよね。





彼女とはスペイン語圏か日本で会ってる。彼女のスペイン語は最強です。
なんせ、彼女は過去にセビリャに留学していたそうで。
今回も言葉の面で助けてもらってばかりでした。



彼女とは一晩しか一緒に過ごせなかったけど、
フラメンコ見に行ったり、

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宿のみんなとビールフェス行ったり、

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photo by Yuko


二人でバルに行ったり。

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ここのタパスが最高においしくて調子に乗って食べて酔った。

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そして、ゆうこさん、ごちそうさまでした。

お土産にって、日本のお菓子や調味料も持ってきてくれた。
まじでありがとう!!!



たくさんいろんな話して、すごく楽しかった。
一年くらい会ってないけど、こんなとこで会えるなんて思ってなかったので、なおさら嬉しかった。


彼女は翌朝、モロッコへ向かった。
スペインとモロッコ、全然違うけど、モロッコ楽しんできてねー

[2013/06/11 20:17] | スペイン その4
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ヨーロッパに入ってから、建物がとてもきらびやかです。
一日のメインが、観光名所(建築物)を巡ることになってきた。
もちろんそれだけが旅の楽しみではないけど、
それでもヨーロッパは、優雅に過ごしたいものです(気持ち的に)。







この日は、モロッコで会ったあみさんとギリギリで会えて
ランナーさんとデートしてきました。
いいでしょー。

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カフェで本場のポルポロンも食べた!!

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私の知っているポルポロンは、らくがんクッキーのようなものだったけど、
本場のポルポロンはクッキーでした、ほとんど。
シナモンが効いていておいしかった。

パティシエのあみさんが食べてたこのケーキも一口もらったけど、すごくおいしかった。

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街並みはザ・ヨーロッパって感じでオシャレ。
今まで半年以上アフリカ大陸にいたので、こういう細かいヨーロッパ風のお城やお屋敷みたいな建物がすごく新鮮!!

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あっ、はしご車が帰ってきた。こんな消防署かっこいい!

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カテドラルは、あー、カトリックの国に戻って来たな、スペイン来たなってしみじみ思った。

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スペイン広場はすごくステキでお気に入り。
ここは昔、万博の会場として使われていたらしい。

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ランナーさんを盗撮(笑)

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他にも日を改めて、一人だったり、宿で会ったひとと優雅に街歩きをした。







でも、ここ、アンダルシアは、イスラム色が残っていて、いい具合にミックスされている。
イスラム?
カトリック??
相変わらずイスラム建築は繊細で美しい。

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そりゃ、イスラムであるモロッコとは目と鼻の先だからね。



歴史の流れ・勢力の分布、受け入れる文化、すごくステキ!!

[2013/06/11 20:05] | スペイン その4
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モロッコを十分に満喫したので、移動。

ジブラルタル海峡渡ります!!


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海を渡ればそこは


スペインなのだ!!!




南米直後、一時帰国後、ポルトガルから戻ってから、そして今回と
通算4回目のスペイン。

でも、今回はちょっとセビリャという町でゆっくりしようと思います。








にしても、まさかスペイン行くことになるとは予想してなかったなぁ。
というか、再びヨーロッパに行くとは正直思ってなかった(笑)。

それも旅。




朝、ちょいと寝坊し、シャウエンを出たのが10時。
それからセビリャまでのバスや船の接続が思いのほか悪く、
セビリャのバスターミナルに到着したのが、

日付をまたいでいた!!!





予約した宿からの案内では、市バスを使っていくといいらしい。




しかし!
こんな時間にバスがあるはずない。

地図もないし。スペインだし。

親切な町の人に聞くと、宿までは2キロくらい。よし。歩ける!!



と意気込んだものの、迷いに迷い、ようやく宿に到着したの、夜中1時



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宿のそばの教会のこの像がライトアップされてて(写真昼間に撮ったものだけど)、
ちょっと怖かった・・・
というか、スペイン来たなってすごく思った。
だって、敬虔なカトリックの匂いがプンプンする!!




しかも、
入り口が施錠されてる。
外国は、防犯のために厚い鉄の扉や、太い鉄格子なんかで二重に施錠してる。
インターホンも壊れているみたいで反応しない。


近くのホテルに助けを求めると、電話してくれた。
でも、応答なし。





ど・ど・ど・どうしよう・・・。






近くのアイス屋さんに助けを求める。
英語は全く通じず、少ない上に忘れかけたスペイン語を必死に引き出して伝えた。
通りがかりの英語ができるお兄さんも巻き添えにして。

でも、24時間営業のカフェもなく、安い宿も知らないみたい。
「力になれなくてごめん」って。
いやいや。一緒に考えてくれただけで嬉しかったよ。



さて。この時もう夜中2時を回るころ。
物価が高いヨーロッパ。
日本のようには決して安全ではないヨーロッパ・スペイン。
そして一日移動で疲れている。


私がその夜、
高いホテルをとったか、
もしくは、公園で野宿をしたか

あなたのご想像にお任せします♪



4度目のスペインは、容赦ないですな!

[2013/06/11 18:11] | スペイン その4
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先日、タジンが食べたくて食堂に行った。
タジンっていうのは、モロッコ料理の一つで水を一切使わない蒸し料理。
日本でも流行ってたよね。




店に入って、おじさんに「チキンのタジンある?」って聞いたら
あいよーって取り掛かってくれた。



と、思ったより早く運ばれてきた。




どーーーーーん





って・・・え!?

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これタジンじゃなくて、チキンのグリルでしょ!?
おじさーん、私、タジンって言ったやーん・・・。





ちょっと困った顔のおじさん、料理を引っ込めた・・・。
せっかく作ってくれたのに、どうするんだろうと思っていたその3分後、




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タジン鍋に移し替え!
オリーブとソース付き(笑)。




うん。そのユーモアにおっけー☆
モリモリおいしくいただきました。















毎日のように通っていた、サンドイッチ屋さん。
ここはチーズ入りでも8DHで、トッピングもパンに入りきらないほどしてくれる。
地元の人でにぎわってるし、モロッコで食べた中でいちばんおいしい。
ある日、ちょっと空いた時間に行ったら、
いつも強面のお兄さんが、
「ジャパーン!アリガトー!」と連呼(笑)。
こんなこと言う人だと思わなかったのでちょっとうれしくなっちゃった。

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(↑このお兄さんじゃないよ)

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これも毎日通っていたパン屋さんでの話。
この店は、午前中は町の家庭のオーブ代わりンとして、夕方からは店の窯で焼いた菓子パンを売るお店。

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夕方、焼き立てサモサを狙ってお店に行くと、
まだ焼けてなかった。


店の窯の兄ちゃんに、「見てきなよ!」といろんなお菓子やパンが焼けるのを見せてもらってた。

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欧米人のお客さんが来て、焼きあがっている商品をいくつか選んでお金を払ってた。
お店の人がお釣りを渡した瞬間、彼は突然怒鳴り始めた。
「お釣りが足りない!どうなってるんだ!!!」



いきなり怒鳴らなくてもなー。冷静に話してみればいいじゃん、勘違いかも知れないしー。



なんて思った瞬間、
私もドキッとした。

私、こんな風にキレてたんだ、いつも。。。

私は結構すぐ切れるタイプで、しかもけんか腰に入ることが多い。
世界には、定価がない国もいっぱいあるし、ツーリストプライスなんてのも存在する国もあったし、当たり前のようにボッたくってくる人もたくさんいた。
そのたびにケンカしてたし、悔しかったし、必死だった。
たった10円でも、なめられてたまるか!!って。
でも、ホントに必要なのは10円じゃないんだよな。


そのお客さんが帰った後も店は険悪ムードだったし、
どっちかの勘違いだったかもしれないなら、途中でヒートアップするならまだしも、最初からキれなくてもいいのにって。

自分もそういうことしてたんだなぁ・・・。


パン釜からパンやお菓子がどんどん焼きあがって行って、
窯担当の兄ちゃんが、パンや、お菓子やタジンまで、「食べてみて!」とくれた。
サモサも焼きあがって、いくつかパンも買って帰るとき、
さっきのごちそうになったパンのお金も払おうとしたら、
全力で断られた。
それで、
「明日も今日と同じ時間に来てよ!」って声かけてくれた。

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地元の人や観光客でにぎわう、何の変哲もない、メディナの一角のパン屋さん。
すごくうれしかった。

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世界三大ウザい国:インド・エジプト・モロッコ

彼らも生きることに必死だったり、相手に対する好奇心が強すぎたり、苦手なことが多かったり、
もちろんそれだけじゃないかもしれないけど、

はじめから決めてかかるんじゃなくて、
ちょっとだけ引いてみてみたら、
結局は自分の気持ち次第なんじゃないかと思えてくる。

『ま、いっか』の心意気があれば、
旅ももっと楽しくなるかな。

そして、彼らはその『ま、いっか』の心意気に長けている。
それかいい面でもあるし、悪い面でもあるけど、
いい力加減で、それは大事かな。













難しいけどね。

[2013/06/07 10:20] | モロッコ
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おじいさんはやまへしばかりに、
おばあさんはかわへせんたくに・・・




というわけでここ、シャウエンでハマったのが



川で洗濯!


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山に張り付くようにしてある旧市街のわきに、川が流れてる。
そこに地元のおばちゃんが洗濯に来ている。
そこにまじって一緒に洗濯をする。
おばちゃんたちは洗濯物を数日分まとめて洗ってるみたいだけど、
天候にも恵まれて、景色もいいし、山の冷たい水で思いっきりじゃぶじゃぶ洗えるのは、安宿の小さな洗面台で洗うよりずっときれいになってる気がする。
だから私は毎日通った。

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洗濯排水の行方は定かではないですが、川の本流と洗濯水流は分かれてる。





ここで洗濯していると、地元の人に混じって洗濯している東洋人が珍しいのか、
「一緒に写真撮って―」攻撃に遭う。ひさしぶりに。



そして、なぜかおばちゃんが、『洗濯はこうやってするのよっ!』って私の洗濯物を洗ってくれてしまうのだ。
見本見せてくれる感じね。

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洗濯って、日本にいるときは、箱の中に入れてボタンを一個押すだけできれいになってたけど、
ホントは洗濯って、もともとは手でするもの。
力もいるし、手間もかかるし、肌だって荒れることもある。
原始的な方法を旅に出てからしていますが、
これが楽しいんだなぁ!!


キレイになるのが目に見えるからね。
確かに大変な作業だけど、昔はこれが当たり前だったんだな。

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ちなみに、欧米人は洗濯が嫌いという人が多いような気がする。
お金かかっても洗濯機。
物干し場があっても乾燥機。
「干す」という習慣がないからかもしれないけど、お日様に当たった服の匂いはきもちいいのにな。

[2013/06/07 10:02] | モロッコ
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モロッコの山岳地にあるシャウエンという町は、
町全体が青色に統一され、とてもかわいい。



何故青いのかはよくわからないけど、
ここにいると、南極の氷河を思い出す。
そんな青色。


晴れていれば涼しく感じるし、
曇っていたり雨なら、より寒い。

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ここは山にへばりつくようにメディナが建っている。
近くの丘から見る街の景色はとても素敵。

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そして、夕暮れ時に別の場所から見る景色もステキ。

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青い町は青いだけじゃないのだ。









そして、もう一つシャウエンで有名なのが、『ハッパ』
つまり、大麻。


町を歩いていると「ハッパ?」って声をかけられる。
私は全然声かけられなかったけど、人によっては、一日20回も声をかけられてうんざりしたとか。

シャウエンのすぐそばでこの大麻が栽培されているとかいろいろな話を聞く。

私は興味もないし、やったこともない。
やりたいとも思わない。
臭いも好きじゃない。頭痛くなるし。
そもそもお酒は飲むけど、たばこは吸わないし。



でも、旅に出て、大麻やドラッグがこんなに自分の身近に迫っているということを初めて知った。
日本では無縁だと思っていたし、手にすることも、目にすることも、やった人に会う事も(たぶん)なかったけど、
こんなに近くにたくさんあったなんて。



シャウエンの光と影。
長期滞在者が多い町、シャウエン。

私がシャウエンに10日もいたのは単純にこの町が好きだからで、決して『ハッパ』ではない。
単純に、この町の景色や、街並みや、人々との交流や、空気が好きってだけ。
お気に入りのカフェもできたしね。


たくさんの人が、日本人・外国人問わず、
このシャウエンは素晴らしいところだと勧めてくれたけど、
それが『ハッパ』が手に入りやすいからでないことを信じたい。

[2013/06/07 09:54] | モロッコ
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『いただきます』


旅先で、ご飯を食べるときには手を合わせて言うようにしている。
外国人から『どういう意味?お祈り?』って聞かれる。
日本人なら誰もが言う『いただきます』。
ても、海外でそれに相当する言葉になかなか出会わない。







今日、メディナ(旧市街)を歩いていたら、地元民の集まる食品スーク(市場)に迷い込んだ。

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たくさんの野菜や肉の商店が並ぶ中に、ニワトリの並ぶ店もあった。
そう、生きたニワトリ


餌をつついているものもいれば、目を閉じてじっとしているものもいる。
でも、皆、店の中でおとなしくしていた。

彼らは自分の行く末を知っているのだ。






お客さんが来る。

店主が並んだニワトリに手を伸ばし、ニワトリはバタバタと逃げるが、店主は一匹つかまえる。
秤に乗せて重さをはかる。
この国の食品は、多くは1kgいくらで計算される。

店主のおじさんはバタバタするニワトリを逆さに持ち、頸動脈を切る。
そして深めのバケツに放り込むと、バタバタと暴れ、しばらくすると静かになった。

おじさんはそのニワトリをお湯の入ったバケツにしばらくつけた後、大きな機械に放り込んだ。
グオングオンと大きな音を立てた機械の蓋を少し開けて水をすくって入れると、機械の下から羽が出てきた。
たくさんたくさん出てきた。
おじさんが機械の蓋を開けて水を入れるたびに、血の混じった水が散った。

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機械を止め、取出し、足と、首を切り離し、腹に切れ目を入れて内臓をきれいに取り出した。
そしてきれいに水で洗ってビニール袋に入れると、注文した客の元に。



さっきまで目の前で生きていたニワトリが、たった5分後には鶏肉となっていた

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これは日常のことのようで、客も、その辺のこどもも、店主も、誰一人として顔色が変わらない。
でも、旅に出るまではパック詰めの肉しか見たことがないくらいだったし、
今まで肉が店先につるされているのを見たことがあっても、
『ニワトリ』から『鶏肉』になる理屈は分かっていても、
過程を見たことのなかった私にとっては、とてもショッキングだった。
でも目が離せなかった。






『いのちをいただく』


自分たちが生きるために、他のいのちをいただいている。
食糧を無駄にするということは、命を無駄にすること。






その直後に食べたチキンのサンドイッチ、すごくおいしかった。



『ごちそうさまでした』


感謝をこめて。

[2013/06/07 09:01] | モロッコ
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世界一の迷宮都市と呼ばれるフェズ。
世界遺産にも登録されている。







イスラムの旧市街は、城壁に囲まれ、その中が迷路のように入り組んでいる。
同じような路地、同じような店、同じようなモスク・・・。

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地図を開いていても、メインスリーとから一歩外れるだけで
もう迷子。







タンネリと呼ばれる皮なめし地区。
ここに行きたかったのに到着するのに3日かかった。

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いつもバブーシュのキーホルダーを作っているおじさん。

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ご飯食べてるおじさんにおすそ分けしてもらったり(笑)。

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市場とか。

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動物の皮から製品を作る過程を見れたり。

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あ。サ○エさん!!

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町を歩いていて、自分の位置が全く分からなくなった。
「ブルージュルード門はどっち??」

ここで案内してもらうと、チップを要求されるのだ。
しかもかなり高い(らしい)。
方向だけ教えてくれればいいからさーって感じなんだけど。



少年が勝手についてきて、こっちだ、こっちだというので、
「私はガイドなんか頼んでない。一人で行けるからついてこないで。」って言って走って逃げた。
でも、追いかけてきて、
よそのおじさんがその子を引っ張って行ってくれたから何とか逃げれた。

でも、やっぱりここはフェズ。
私なんかより地元のこどもの方が道をよく知ってる。当然。


再び迷った私は道を引き返した。
すると、さっきのこどもに出くわした。
そして追いかけられる!!


この時ほど怖かったのはない。ってくらい怖かった。






確かに迷うのは楽しいけど、
でも、こういう思いをするので、ちょっと楽しいとは言い切れないこともあるんだよなー。





行きたいときに行きたいところに行けず、
行きたいと思わないときにそこに出くわす。




うーん、迷宮は深い!!

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[2013/06/07 08:54] | モロッコ
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